ル・アーベルの靴磨き★★★★

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      フランスのイギリス海峡に面する港町ル・アーベルを舞台に、不法に入国した難民を巡ってドラマが展開されて行く映画。新宿武蔵野館で観賞。


     新天地を求めてアフリカから密入国した難民、警察によって保護?されやがては本国に送り返されるル運命に。その中で1人の少年が逃げ、善良な老夫婦にかくまわれて、その街の多くの人々の善意が物語を暖かいものにしています。

     フランスを始めヨーロッパでは不法入国や難民問題を抱えていて、人道上の問題では済まされない事情もあるようです。かって日本でも東南アジアの家族が国籍の習得が出来なかった事で、本国に帰され離れ離れになったケースがありました。

     この映画は国籍や人種を乗り越え、人一人の幸せ未来のために奮闘する人間愛に満ち溢れています。ラストには主人公に心温まるプレゼントがありました。い映画です。

    中島みゆき歌旅(劇場版)★★★★★

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        映画と言うよりコンサートの映像を大きなスクリーンで観るような感じです。2007年の東京国際フォーラムのライブの模様を映画化したもので、殆ど全編に渡って「中島みゆき」の熱唱で占められている。みゆきファンにとっては堪らない作品です。何を隠そう私もその一人、本日東武練馬で観賞してきました。


       平日と言うのにここの劇場では記録的は入場者でびっくり致しました。およそ100人くらいは入っていましたか?中高年が圧倒的で昔からのファンが多いのでしょう。みゆきファンでなければ多分つまらない映像かもしれませんが、この映画を見て、1度は生のライブを聴きたいな〜と思う、歌の数々です。

       「中島みゆき」の魅力はと問われても、一言には論じられませんが、メロディーもさることながら歌われている歌詞が壮大であることかな。

       生、別れ、宇宙、銀河、星、水、太陽、花、人生、誕生、命、老い、エゴ、恋、悲しみ、喜び、日常的な全ての概念を歌に変えて、聴く人々の心に訴えて来ます。多分これからも多くの作品を残すのでしょうが、一つ一つが他の作品とも繋がっていて、オムニバスになっているように思えます。

       その中で1曲選べと言ったら・・・・・・・・。「時代」かな。

        今はこんなに悲しくて
        涙も枯れはてて  
        もう2度と笑顔にはなれそうもないけど

        そんな〜時代もあったねと
        いつか話せる日が来るわ
        あんな〜時代もあったねと
        きっと笑って話せるわ

        だから今日はくよくよしないで
        今日の風に吹かれましょう

        まわるまわるよ時代はまわる
        喜び悲しみくりかえし

        今日は分かれた恋人たちも
        生まれ変わってめぐりあうよ


       とても前向きで良い歌ですよね、「中島みゆき」は不滅です。映画としてはチョッピリ不満が残りますが、おまけの5つ星です。「みゆき」ファンなら2週間限定、早めに観てください。

      アーティスト★★★★★

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          ワーナーマイケル板橋で。今年度のアカデミー受賞作品「アーティスト」、今時珍しい無声映画で斬新なアイディアで感動いたしました。無声映画と言えば、チャップリンを思い出します、数々のヒット作を世に送り出し、権力者に対する痛烈な皮肉のこもった「独裁者」はいまだ記憶に新しい。



         しかし何と言っても無声映画で感動したのは、今から40年前位に観たS・エイゼンシュティンの「戦艦ポチョムキン」でしょうか、確か中野の市民会館だったかどこかで上演され、コサック兵に銃殺された母親から手を離れて、階段を下り落ちる赤ちゃんを乗せた乳母車のシーンが印象的で、今でも目に焼き付いています。

         白黒でサイレントな映画は迫力満点で、訴える力が倍増します。今や3ディーの時代に前世期の手法の無声映画、言葉が無い分配役は表情や仕草で全てを表現しなければならず、俳優さんの演技力が問われます。その点「アーティスト」の配役人は完璧で見ごたえのある映画に仕上がっています。

         トーキーの出現によって没落して行く無声映画のスターJ・バレンタインをオスカー男優J・デュジャルダン、バレンタインに見出されて脚光を浴びスターダムをのし上がって行くを女優ベビー・ミラーをベレニス・ペジョがチャーミングに演じています。またこの映画にほのぼのとした空気を醸し出すワンちゃんに、助演男優?賞をあげても良いくらいの演技が出色です。良い味を出しています。

         楽屋の舞台裏であこがれのスターの背広に腕を通し、自分の体を抱擁するシーンが印象に残ります。無声映画は映画の原点を思い起こされるような手法で訴えて来ます。色が無いのに色彩を感じさせる白黒無声映画、良いですね〜。本当の評価は星4っつ半ですがおまけしました。

        わが母の記★★★★

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            文豪井上靖原作の「わが母の記」を新座シネックスで観賞。平日にもかかわらず20人ほど居ましたか、そのほとんどが御年配の方々。歳をとってもそれぞれ自分なりの母親像があって、忘れていた母親の事を思い出す映画です。


                映画館までの散歩道、桜並木がすっかり緑に

           井上靖と言えば小説「氷壁」を読んだ事があり、何度か映画化された位の知識しか無かったので、それほどの先入観もなくストーリーに入って行けました。幼少のころに祖母に育てられ、長い間捨てられた思いを抱きながらも、年老いた認知症の母親と暮らす中で、実際の事情を知り邂逅して行くところが・・・・・・。

           数年前に亡くなった自分の母親の事を思い出します。18歳の春、就職難で中々進路が決まらず、やっと見つけた就職先が東京になり、随分心配を掛けました。上京の際に札幌の駅まで送ってくれ、ホームで手を降るた母親の姿が目に浮かびます。兄しかいなかった私を送り出す母の気持ちは如何ばかりと思うと、胸が熱くなります。



           そう言えば来週の日曜日が「母の日」ですか。思い返せば「母の日」に、何もしてあげられなかった事がとても残念です。「親孝行したい時には親は無し」う〜ん・・・・・・。それにしても樹木希林さんの演技は素晴らしい。「母の愛は海より深し」です、あのシーンは涙が止まらない。

           こう云う邦画は好きです、人それぞれに「わが母の記」がある。「母の日」を前にご観賞あれ。
           

          M・サッチャー(鉄の女の涙)★★

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              いつもの水曜部活をお休みして休養にあてる。まずまずのお天気なので歩いて隣町の岩盤浴に行く。月に1度くらいは通って体をケアしたいが、忙しさにまぎれてこの所御無沙汰だった。



             ゆっくりお風呂に浸かり、全身マッサージしてもらう。とくに背中が凝っていると言われ、いつもは30分の所1時間のコースにして解してもらった。気持ちもリラックスして3Fの岩塩を含んだ岩盤浴、良い汗をかいて200g体重が減った。

             爽やかな気分で1時過ぎに映画館へ。マーガレット・サッチャー(鉄の女の涙)、とくに見たい映画でもなかったが、主演M・ストリープと歩いて行ける事と時間的理由からだったが、内容的には何だか焦点の定まらない映画だった。



             イギリスで最初の女性首相の伝記的映画。テロとの戦いや、フォークランド紛争、労働組合との関係を強権で推し進めた10年間とは別に、自身が抱えていた家族関係などが描かれていて。違った側面を知る事が出来た。

             この映画の魅力は何と言っても、M・ストリープの演技でしょう。凛とした首相の鉄の女と、悩みを抱える老女の生きざまを見事に演じています。とくに肩を落とした後ろ姿が如何にもと言う演技です。オスカー女優のM・ストリ−プからは目が離せません。

            プリピャチ★★★★

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               今日は東日本大震災が起こった日、もう1年が過ぎてしまったのですね。テレビなどで特集が組まれています。昨年の今日は友人の写真展のお手伝いで外出していて、帰るのに大変な思いをしました。町は街灯も消えて真っ暗、我が家も真っ暗な事を昨日のように思い出します。


               しかしそれ以上にボランティアで行った岩手の宮古は、想像を絶するような悲惨な状況でした。海側に面した商店は廃墟と化し、家屋は土台しか残っておらず、かすかに倒壊を免れた住宅の1階部分は海水に浸かりボロボロの状態でした。

               2泊3日ほどのボランティアでしたが、人が普通に暮らせる事の大切さを実感いたしました。いまだに多くの被災者が家を失ったままですし、多くの住民が故郷を追われ、住み慣れた土地に家に帰る事が出来ません。手厚い復興の対策が求められています。

               福島の原発事故で汚染された地域では町に人がいなくなりました。恐ろしい事です。原発の問題は、ひとたび事故が起こると人体に有害な大量な放射能をまきちらし、また原理的に廃棄物の後始末が出来ない事にあります。人の手に負えないような物を生み出す原子力発電は、止めるべきだと思うのですが・・・・・・・。

               渋谷のアップリンクで「プリピャチ」と言う映画を観て来ました。「チェルノブイリ原発事故の事はメディアでの報道もなくなり・・・・・・、忘れないために記録しておこうと思った」、ゲイハルター監督のコメントです。


               チェルノブイリから4キロに位置する街、プリピャチ。原発事故以来周囲30キロは立ち入り禁止となり、許可なく入る事が出来ない「管理されたゴーストタウン」となっている。その「汚染されたゾーン」に健康リスクに晒されている事を知りつつも、7年後に故郷に戻って、汚染された水を汲み自分たちの畑で取れた作物を食料として生きている老夫婦のモノクロの映像が、ドキュメンタリータッチで描かれています。

               「この土地には100年、いや150年たっても人が住めるようにはならないでしょう」と言う、環境研究所の職員の辛辣な言葉が、昨年の原発事故で汚染された福島の避難地域の状況に突き刺さってくるようで、心が重くなりました。
               

              戦火の馬★★★★

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                 S・スピルバーグ監督の映画「戦火の馬」を見ました。文字どうりお馬さんが主役の感動の映画です。いや〜、しかし「ジョーイ」と名ずけられたお馬さんの演技が絶妙で、まぁ、カメラワークが素晴らしいのでしょう、まるで場面場面の仕草に言葉が付いて廻るような演技?です。


                 英国の貧しい農夫が馬のセリ市で惚れ込んだ馬に、多額の落札で借金にまみれ、荒れた農地を耕して借金を返せなければ全てを失うと言う窮地を、この気性の激しいいサラブレットの馬が飼い主の1人息子に調教されて、パワー全開で開墾し一家を救う所が前半の見どころ。

                 そして第1次世界大戦で徴用されて激しい前線で、様々な人々と出会い逞しく生き抜く所が頼もしい。その中でもライバルだった馬との友情?が素晴らしい。傷を負った馬友?が大砲の砲台を引く苦役に割り当てられた時、自ら嘶きながら代わりを買って出る場面は、スピルバーグ監督の人間愛に満ちたメーッセージが込められています。

                 この映画は、強いものが弱いものを助ける、馬同士の熱い絆を媒介にしてヒューマニズムの原点を訴えかけて来ます。流石にS・スピルバーグの作品です。

                ものすごくうるさくて、ありえないほど近い★★★★

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                    有給休暇が余りそうなので、早引けして東武練馬で。ありえないほど長いタイトルの映画でしたが、T・ハンクス、S・ブロックの2大オスカー俳優の共演で後味の良い映画でした。


                   しかしこの映画のタイトルは何とかなりませんかね〜、直訳するとこうなっちゃうらしいのですが、どうも覚えにくいタイトルで困ります。アメリカ人にとって忘れる事の出来ない9・11のテロ事件、父親を失った少年の喪失感と何らかのメッセージが託されているのではないかと、偶然見つけた鍵を巡って、ニューヨークの町を彷徨う姿が感動を呼ぶ。

                   見どころは、中盤から現れる年老いた言葉を失った老人とのやり取りでしょうか?この映画の奥行きの深さはM・F・シドーのこの老人役が全てと言って良いくらい見事に、時にはもどかしいくらいなテンポで訴えて来ます。9・11でもそうですが、昨年の震災でも同じように肉親を失った子供たちの事が重なってきます。

                   辛い現実をどう受け止めて、明日に向かって歩みだすか?アプローチの仕方は様々でしょうが、この主人公のようにひたすら前向きに、歩みだしていけるように願わずには居られません。

                  ドラゴン・タトゥーの女★★★

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                      久し振りの映画鑑賞、東武練馬で「ドラゴン・タトゥーの女」を見る。スティーグ・ラーソン原作の映画化で、09年に公開されたスウェーデン映画3部作の1作目のハリウッド版。全3部作の記憶も消え去らぬうちの公開で、見ごたえのある作品です。


                     スウェーデン版とは多分エンドレスが違って?一味違った映画に仕上がっています。リスベット役のルーニー・マーラーが前作のノオミ・ラパスと甲乙付けがたい演技で、ぶっ飛んだ役柄を見事に演じています。ただし、D・グレイブは、新聞記者と言うより007のボンドの強いイメージが邪魔してしまっている。

                     しかし、こんなに早くにリメイク版が製作されるとは、よほど原作に映画的要素が含まれている事の証ですかね〜。今更ながらS・ラーソンの急死が惜しまれます。

                    Gyao’ニューシネマ・パラダイス★★★★★

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                        野暮用でジムに行けず、パソコンのヤフーGyao'のニューシネマ・パラダイスを観た。何度見ても感動の映画で、都合3回目。多分また観たくなる映画である事は間違いありません。


                       途中に、ユーチューブで見たマルセ・太郎の「スクリーンのない映画館」で演じた、イタリア語のフレーズが蘇って懐かしかった。回数を重ねると、映画技師の主人公への「トト」に対する深い思いが、際立って訴えて来ます。シチリアの荒涼とした風土と、トルナトーレ監督が愛した街並みがノスタルジックに描かれています。

                       一度是非とも劇場で見たい映画です、どこかで上演されませんかね〜。


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