終の信託★★★

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      草刈民代と役所広司の組み合わせは大ヒットした「シャリーダンス」以来だが、今回は全く違ったイメージの作品、生きる事の意味を考えさせられる重いテーマの映画です。今回も役所広司の迫真の演技は素晴らしく、あまりにもリアルで、その瞬間は体が固まってしまいました。


     殺人か医療行為かが問われた事件をモチーフに、医師との間に信頼関係が生まれ、最悪の場合には尊厳死させてくれと願う患者。人の死をどう迎えるか、人の命とは何処までをさすのか、中々結論の出しにくテーマでもある。

     人工心肺装置によって生きながらえる人が、安楽死を望んでいた。意識はなくとも、その命を他力によって断つことが許されるのか。終盤の取り調べでは、苦しさから解放させてやりたい女医の想いと、殺人罪で起訴したい検事のバトルが展開される。しかし、裁判は有罪で懲役2年執行猶予4年。実に微妙は判決だ。

     決して楽しい映画ではないが、一度は考えておくことも必要なのかな?とも思う映画です。
     

    北のカナリアたち★★★★

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        本日は久し振りに岩盤浴で30分のマッサージ付きでリフレッシュした。この所下降気味のコンディションも少しは改善するかな。夕方、吉永小百合主演の映画「北のカナリアたち」を観賞。吉永小百合の演技が盛りだくさんの映画で、ミステリアスな分校の先生役が嵌っていました。

       余命半年の夫とともに北海道の離島の分校に赴任してきたはるは、歌を通じて心を通わせ子どもたちから大きな信頼を得ます。しかしはる自身は重病の夫を抱えながらも、或るきっかけで知り合った男との秘密を持ち合わせる。


       そして、夏のある日の事故が発端となって、噂が広がり子どもたちを置いて島から追われるようになります。物語は都会に移り住んだはるが定年退職と、時を同じくして分校の教え子が東京で殺人の疑いで指名手配される所からはじまる。

       過去と現在が交錯しながら、故郷の島を訪ね歩き、教え子と再会する中で、ひと夏に起こった事故の真実が語られる。大人となった教え子たちの中には、事故の責任を互いに抱え、贖罪の気持ちが働いて、幼馴染でありながら、心の糸が上手く結びつかないジレンマを抱えている。

       はるが教え子一人一人に出会う中で、過去の事故の記憶が蘇り、本当にあった事を語る中で邂逅して行く過程がストーリを豊かにしていきます。ミステリアスな構成が、北国の自然にマッチして物語を一層迫力ある物に仕上がっています。

       礼文島から見た利尻岳の春夏秋冬の移り変わりの山容は、素晴らしいものがありました。とくに雪化粧をした利尻岳は北の果ての雪山の厳しさ余すところなく表現されて、この映像だけでも見た甲斐があるような出来栄えです。「北のカナリアたち」良い映画でした。

      菖蒲★

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          神田神保町岩波ホールにて視聴。ポーランドの片田舎の医師とその妻の生と死を巡る物語なのですが、実はその映画を製作した監督とその妻の生と死の物語でもあって、何だか訳の判らないストーリーに戸惑いと、違和感を感じる展開でした。


         扱った題材が普遍的な問題で興味をそそられたが、「生と死」と言う重いテーマに対しても何だか曖昧な感じのする結末で、はっきり言って消化不良の映画でした。最初から語りの部分が多く、動きのない映像に、克明な夫の生きざまを明らかにしたかったのでしょうが、意図がさっぱり伝わらない。

         ポーランドの映画はスローテンポながら、ずしりと心に訴えるものが多かっただけに、創造と現実の世界や、生きることの重み等が上手く伝わらず、映画的な表現と合わせて、まだまだ不十分なところが多かったように思えます。期待していただけに肩透かしを食った様な感じの映画でした。

        バイオハザード好螢肇螢咼紂璽献腑鵝★★

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           M・ジョボビッチの代表作の5作目。バイオテクノロジーのミスでウィルスが蔓延した地球を救う?映画でミラジョボのアクションが満載なシーンが凄いです。あんまり説明は必要がない、楽しめる映画です。しかしシリーズが進むに連れミラジョボがセクシーに感じるのは気のせいか?新座シネックスで。


          「最強のふたり」★★★

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              体調が良ければ今日は小川山で「ノーモア・レイン」を登っているはずなのだが、兄はからんや腰の状態が今一で、静かな土曜日を過ごしている。これからが外岩本番なので無理してシーズンを棒に振る訳にはいかない、体調を整えるのも大事な事だ。

             功あって1日中静かにしていてせいで、状態はかなり良くなって前屈のチョットした動作で痛みが無くなり、来週からは通常のトレーニングができそうだ。とはいってもシニアクライマーは無理は禁物、明日明後日は体を休めて、火曜日からトレーニングを再開する事にした。



             で、本日は夕方東武練馬のワーナー・マイケルで久し振りの映画、「最強の2人」を見てきた。他に選択肢がなかった訳ではないが、ユーザー・レビューの圧倒的な支持を見て、16:50分開演の観賞を決定。結構な観客がいて人気を物語る。

             さて、実話に基づく映画らしく、淡々と進むストーリー。フランスの富豪ではあるが、事故で首から下が麻痺した障害を持つ中年男性の元にやってきた黒人の介護士、その介護士のハチャメチャな対応がこの映画の見どころ。ユーモアたっぷりに人と人の出会いを、ヒューマンに描いています。

             物語はハッピーエンドで終わるのですが、ヨーロッパの黒人の移民社会の複雑な状況もその背後にしっかり描かれていて、見終わった後に考えさせられる映画です。もう1歩進んだ人間関係があれば私的には星4つの評価でした。でも、良い映画です。

                      
                

            リンカーン弁護士★★★★

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                全然話題にも上がらなかった映画ですが、中身は私の好きなサスペンス、なかなかどうして面白い映画でしたよ。ストーリーは無罪で拘置所に入れられた容疑者を弁護する事になった主人公ミック・ハラー、さっそうと高級車リンカーンに乗って法廷で弁護する事になる・・・・・・・。




               実はそこには大きな罠が待ち受けていた。とくれば弁護士の物語ではありきたりのストーリーなのですが。脚本が上手く出来ていて、しかも余計な描写が一切なく見る者を飽きさせません。物語のテンポも良くどんでん返しも、それなりに説得力もありエンドレスもしっかりしています。

               主役のM・マコノヒーは「評決のとき」にも演じた弁護士役、今回はちょい悪な弁護士を演じています、学生時代に法律家を目指していた様に弁護士は嵌り役です。本当は3Dの「スパイダーマン」を見に行ったのですが、上手く時間が合わなくて・・・・・・・。でも、こんなサスペンス映画は好きです。
               

               

              1枚のめぐり逢い★★★★

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                  今日も暑い日でしたが、いつもの新座シネックスで「1枚のめぐり逢い」を見て来ました。イラクに派遣された海兵隊の青年が1枚の写真を見つけた所から物語は始まります。その写真を取りに行って腰を上げたその後に敵の弾道が飛んできて命を救われます。

                 本国に無事帰還した後、自分の命を救ってくれた1枚の写真の女性に1言お礼を言おうと、その女性を訪ねる旅が始まり、偶然探し求めた女性の家で求人があって、そのまま事実を言い出せないまま住み着く事になり・・・・・・・・・・・。

                 ラブストーリーですが、そこには複雑な家庭環境が存在していて一筋縄ではいきません。とくにお互いに傷を負いながら相手の存在を見いだす過程が上手く描かれていて、違和感がありません。ただしもう少し主人公の戦争体験の深い所が描かれていないところが不満かな?

                 まぁ、それでもいろいろ課題を乗り越えて最後は・・・・・・・・。で、清々しい映画でした。

                 

                スノーホワイト★★

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                    金曜日の午前シネックス新座で。「鏡よ鏡、この世で一番・・・・・・」で始まる、グリム童話「白雪姫」の物語です。流石にこの時間に見る人は少なく3・4人と言ったところ。「白雪姫」と言うメルヘンツックなイメージでいるとびっくりな展開です。



                   この映画の最大の見どころは、S・セロンの女王様のメイクとその演技ではないでしょか?完全な嵌り役で主人公白雪姫の存在すら脅かす演技は流石にオスカー女優さんです。

                  幸せのキセキ★★★

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                      マット・デイモン主演ホームドラマ。最愛の妻を亡くして岐路に立たされた中年男の、新しい家を求める過程で遭遇した試練と親子の問題を綴った物語です。


                     社会的な問題を扱うレポーターだった主人公が、上司と対立して仕事を辞め2人の子どもを抱えて、廃園になった動物園の再開に向けて突き進む。そしてボランティアで働いていた人との交流を経て、新しい生き方を学ぶ中で息子との距離も少しづつ埋まって行く。

                     忘れられない妻との葛藤、再開に向けたボランティアの人々との交流を通じて、主人公も施設の長としての自覚や信念が生まれます。廃園になって行く末は処分と言う動物たちが、再び動物園の主人公として親しまれる再開の日がやってきます。

                     困難が多ければ多いほど喜びが大きいのはこのストーリーだけの話ではなく、実はクライミングでも同じ様です。悩み多き人生それはそれで素晴らしいと思うのです、そう言うところから這い上がって行く生き方、私は好きです。映画的に注文はあるけれど、M・デイモンとS・ヨハンソンいいね〜。

                    星の旅人たち★★★★

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                        今週は少しパターンを変えて火曜日のジムトレは止めて明日の水曜部活、金曜か土曜日のどちらかのジムトレの週2にしようかなと思う。調子に乗ってオーバートレーニング状態だったのを少し改善しようと思う。

                       頭では分かっているのだが実践できないと言うのが、ピリオダイゼーションの難しい所。調子の波に乗っていけいけドンドン、気が付けば疲労でパフォーマンスの下降線、このパターンを幾たび繰り返してきた事か、頭が問題と言う事が判りますよね〜。



                       と言う事で今日は新宿で映画鑑賞です。「星の旅人たち」、亡き息子のバックパックを背に歩き始めた聖地巡礼の旅。それは世界遺産サンティアゴ・デ・コンポステーラーへの800km。生きる喜び、そして新しい自分との出会いを描いた人生賛歌の物語。

                       憧れのスペインが舞台で期待が膨らんだ武蔵野館へ。旅の道すがら出会った人と頑なに触れようともせず、ただ息子が歩んだ道を辿ろうとするアメリカから来た眼科医。妻に先立たれ一人息子とも意見が合わず孤独な主人公、しかも、自分が勧めた道からとてつもなく外れた道を歩み、その途中に最愛の息子も世を去った。

                       これ程の孤独感・絶望感は人間として耐えられるのでしょうか?そして息子が歩もうとした道を個性ある人々と一緒に歩み始める巡礼の旅。ユーモアもあって飽きさせない脚本が良いですね〜。スペインの田舎の人情や街並みも良く描かれていて良い映画でした。スペイン行きたいな〜。


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