フランスオリビエール滞在の日記11

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      9月18日(土曜日)  雨後曇り   完全休養日

     予報通り朝からの雨、セユーズへの遠征も諦めてしっかりレスト日とすることにした。長いと思われたクライミングッツァーも後5日となりました。ここまで天候に恵まれて、良いクライミングとチョッピリ観光もできて満足度は充分です。しっかり休養を取って残りのクライミングを良いコンディションで迎えたいものです。



          雲に覆われた東側のキュキュリアン

     生活用品が足りなくなり、T田さん、S野さん、NK堂さんの3人でキャンプ場のスーパーに買い出しです、ムーランは綺麗で住み心地は良いが、掃除やベットメイク、トイレットペーパーの補給は自前でやりなさいと言う事で、事前の予約の内容と若干食い違いがあるようだが、ここはフランス、まぁ仕方がないか?



           この辺の道端に居たのでしょうか?

     買出しを終えて帰ってきた3人が興奮気味に、「T田さんがすごいものを取ってきたよ!」というので何かいな?と思ったら蝸牛、こちらではエスカルゴというのですが、雨後の筍では有りませんが、道端にぞろぞろと現れるらしい、地元の人と競い合っての大収穫ということで、美味しいエスカルゴが食べられるのでしょうか?

     さてここは料理人T田さんの出番、「これはサザエと一緒でいいの!」といってまずは水洗いして塩茹でにします。ボールの中で角を出していた蝸牛は、見る見るうちに縮まり、殻の中に納まってしまう、身を穿り出して肝の部分を切り落とし、塩・コショウ・ニンニク等で味付されて食卓に並んだ。で、試食タイム、食感はなんとなくコリコリしてサザエに似ていますが、そのうち草の香りが口に広がった。素材はいいがどうやら調理法が課題だったかもしれない。
     *(後日談で実はエスカルゴは食べられる種類が少ないのだとか・・・)



          美味しそうなエスカルゴ?

     本日の夕食は私が嘗てアメリカ・レッドリバーに行った時評判だった、「牛肉のワイン煮」を振る舞う日で、3時頃からした拵え。T田さんのアドバイスも受け牛肉を塩・胡椒してワインに浸し、取りだした後は焼き色を着ける本格的なもの、ニンジン・玉ねぎ等の野菜類をさっと炒めて、たっぷりのワインで一緒に煮込みます。3時間ほど煮込んでアルコールを飛ばし、そこそこの出来上がりかな?

     煮込んでいる間にセユーズのトポを買いにクライミングショップ、Vertige sportに行く、トポが24ユーロとちょっと高い、ついでにTシャツも15ユーロで買い込んだ。派手な色合いの物はないけれどオリビエールのイラストがあしらえているので、まぁ、記念にしておきましょう。

     お天気は夕方まで厚い雲に覆われています。明日は回復するとの情報です、牛肉のワイン煮と美味しいロゼワインで栄養をつけ、後5日間となった滞在のお天気が晴天である事に祈りを込めて、乾杯してお休みです。ところで牛肉のワイン煮は美味しかったのかな?Zu zuzu・・・・・・・・・・。

    フランスオリビエール滞在の日記10

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       9月17日(金曜日)  曇り  クライミング6日目

       珍しく朝方まで雨、テンション上がらず皆さん遅めのお目覚め。お米の朝食パエリアを食べながら今日の希望などを出してもらう。天気予報は明日も雨でクライミングは微妙な状況だ。本日レスト日にすると、明日も登れず3連休の可能性もあるので、悩ましいところです。



                曇りベースの空模様

       難しい判断を迫られるが、ダメもとでセユーズまで見学ツァー、道路の確認も兼ねて遠征する案が浮上した。出発も12頃として、合わせてこの先のスケジュールも検討していた矢先に、日本のI納さんから定例のオリビエール天気予報のメールが入り、本日は雨が上がって午後から曇り、明日が雨の予報です。で、急遽予定を変更して午後からクライミングすることになった。



           
            送られてきたお天気情報

       岩場の状態を確認するために偵察に行く、試しに歩いてみることに、およそ20分くらいで徒歩でも充分行ける距離です。ついでにスーパーによると店の前が人だかり、何やら大事な村の集会の様で、4・50人くらい輪になって、メッセンジャーの話を真剣に聞いています。教会の脇を通って岩場を見上げる、雨も上がりすでに4・5パーティー登っています。
         
       ムーランに戻って早速準備、S野さんの運転で岩場に向かう。本日はChateauの一番奥のエリアCascadeに行く、岩壁沿いのアプローチを廻り込んで小さな川を渡ると、およそ15分くらいで岩場の取り付きに到着です。ここは晴れていても日陰で涼しい。



          階段状の下部は どう見てもチャートの様な感じ

       すでに先客がいてトップロープで講習会。早速Coupe-douigs 5aとTout sur les pieds・・・・5cを登る、T田さんとS野さんはMael first 4cでアップです。下部は石灰岩にしては珍しく階段状のガバガ続き、まるでチャートのような感じですが、上部はツルツルで妙に力が入ります。4便目に登ったCalvaire one は4cですが、最後のスラブが滑やすく油断できない。



           人気ルートはこんな感じでロープの跡が

       すぐ対岸のBelleric のCote Cascadeのエリアに移動、こちらはもろに日差しを浴びて明るい岩場です。S野さん気合充分でMonkey beach 6aにOSトライ、ビデオカメラを回しその雄姿を記録に収める、とくに難しそうなムーブもなくあっけなくOS。



          Monkey beach 6aをOSするS野さん

       私はParcorus sante`6c+に挑戦、下部から甘いホールドが連続してぎりぎりのヌンチャクを掛け、何とか3ピン目をクリップするも、そこからカチホールドが続き超バランスが悪い、しかも足元が滑り神経をすり減らす。右斜め下のアンダーから左の極小カチのデットに失敗してOS成らず、それからは各駅で厳しい6c+に完敗、体感的に11・dくらいあるような感じです。

       空を仰ぐとQuiqullon の凛とした岸壁が、なだらかに谷に落ち込んでまったく違った岩山に印象を変え、マルチピッチのルートが手に取るように見えます。



              西側から眺める Quiqullonの岸壁

       6時近くなりスーパーの営業時間が気になり、Avec vue sur ta me`re 5c+をNK堂さんと登る、下部は傾斜はないがスローパーの連続、フットホールドが良いので足に乗り込んで登る、上部は綺麗なクラックが走りレイバックを決めて終了点、NK堂さんも華麗にムーブを決めて1撃です。

       最後にMonkey beach をフラッシュしてヌンチャク回収、午後から登った割にはトータル7便登って中身の濃いクライミングでした。谷筋のアプローチを駆け下ってスーパーに7時ジャストに到着したが、ここはフランス、閉店時間とはお店から帰る時間なのです、あれあれ。

      フランスオリビエール滞在の日記9

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         9月16日(木曜日) 晴れのち雨 美しい村 モンブロン・レ・バンへ

         やや雲が多いもののまあまあのお天気、朝焼けが美しい。実質的に最初のレスト日で、洗濯に精を出す、大物はT田さんが地下の洗濯機で、小物はめいめいに手洗い。空気が乾燥していて化繊の物はお昼までに乾きます。牧場の前に吊るして洗濯終了。



              牧場の前の物干し場に吊るす

         お昼前に行動開始、昨日インフォメーションのお姉さんに推薦されたレストランで昼食。オリビエールから約4kほど西にあるLes Begusの村、チョットお洒落なレストランLe Ceansの前の路上に車を止める。ほんの数件立ち並ぶ集落の中心でホテルも兼ねていて、我々以外にも3・4組のお客さんが寛いでいました。



               ヘビーな子羊のスペアリブ  完食するのは大変



                とても美味しいのですが この量を見よ!

         ショートメニューのランチPatite faimを皆でチョイス、前菜にテリーヌと生野菜の付け合わせ、メインディッシュに子羊のスペアリブ、マッシュポテトのフライ、デザートにクリームブリュレの組み合わせ、その量たるや半端ではない。お腹が一杯になり食べきれない、外人の胃袋は想像を絶する。



                Laborelの村で

         さてさてフランスの美しい村を訪ねて、目的地モンブロン・レ・バンに向けてロングドライブです。曲がりくねった山岳道路をひた走る、峠からは遥か彼方にアルプス?の山並みが姿を現す、一旦Laborelと言う小さな村に出て、道の左右に牛の放牧された長閑な牧場を通り、D542を忠実にたどるとSederonに、小さな街ですが教会の背後に岩山が鎮座している。郵便局があったのでついでに絵葉書を投函する。



             Sederonの街  背後の岩山が迫ってくる

         再び山岳道路を20分ほど走ると、所々に岩塔を携えたモンブロン・レ・バンの村に到着です。広い村の駐車場に車を止め、立派なインフォメーションで観光案内図をもらって村を散策。石畳の坂道を城跡まで行く、途中小さなお土産屋さんがあり、広場には歴史を物語る噴水からとくとくと水が湧き出ている。


               至る所に岩塔があった

         お城は無残なまでに朽ち果てていて、石垣も一部分崩れて危険な為か中には入れません。ガイドブックに紹介されていた景観とは違っていたが、教会の背後に見え隠れする村の遠景は、見事でした。もう1度フランスの美しい村の本に紹介されたビューポイントまで戻って、デジカメでその景観を収めた。



                城跡から村を眺める



             今にも崩れそうな城塞



              美しい村のイメージが少しは

         空模様が怪しくなり帰路を急ぐ、Sederonを通り抜けD942に出てララーニュを目指します。静かな農道をしばらく走ると石灰岩の岸壁が覆いかぶさった険しい山道が延々と続く、運転も限りなく慎重になる、無尽蔵の岸壁に呆れるばかりで、その気になればいくらでもルートが出来そうです。


         やがて前方が開けてララーニュに、街中の手前でスーパーCasinoを発見。いつものインターマルシェには行かず本日はここでお買い物です。規模は若干劣るものの食材は充分備わっていて、嬉しい事にワイン売り場は3倍くらいのスペースです。勿論赤、白、ロゼの3本を仕入れます。



           スーパーCasino

         外に出ると雨がぽつぽつ降りだして、洗濯物が気になり速攻でムーランに戻る。大雨にはならず急いで洗濯物を取り込んで何とかセーフ。今夜は昼食のレストランのヘビーな量に胃がもたれて皆さん食欲もなく、せっかく買ってきたワインにも目もくれずお休みです。

        フランスオリビエール滞在の日記8

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           9月15日(水曜日) 晴れ  クライミング5日目

            本日はレスト日の予定だったが、余りの良いお天気に絆されて午後から登りにゆくことになった。トマトソースのスパゲッティでお腹を満たし、2時ころ岩場に到着。まだまだ日中30度近い日々、こちらのクライマーは午後に登り始めるのが一般的のようです。

           Gapから来たという中年のクライマーが親しげに話しかけてくる。「どこから来たのか?」「ここだけでクライミングしているのか?」「どのくらい滞在するのか?」等と。T田さんがやんわりとお相手をして「3週間ほどの滞在で、セユーズにも行くつもりだ」「Gapはどんな町ですか?」と尋ねると「この辺では大きな街だ、土日は道路が混んでいる」と答えが返ってきた。

           さて本日はLetrangleurのエリアで登る。目的の5c のルートは若い男女のペアが登っていて、なかなか空かないので隣のSonic6c をアップに登る。下部は大きいホールドが続き易しいが、中間部分のバランスの悪い所が核心、24mとここでは普通の長さだがアップにしては力を使う。

           次にAu boulot Nico 6a+を登る。このルートも似たような感じのルートで、やはり中間部で右のホールドで体を寄せて左のガバを取るのが唯一の核心、T田さんは2便目でRPでした。こちらの易しいエリアでは力量のあるクライマーがリードで登り(男女のペアでは男がリード)、パートナーがトップロープでフォローしてサクッと登り終えるのが一般的なスタイルのようです。



                 Au boulot Nico 6a+ をRPするT田さん

           リードすることが絶対的なクライミングの価値観のような日本の事情を思う時、ちょっぴり考えさせられます、ロアーダウンする時に壁をけって両手を広げ、ポーズを取りながら降りてくる姿を見ると、クライミングを本当に楽しんでいると思いました。やっと5c のFifi brin daciar が空いてS野さん出だし悪いが慎重に登ってOS、3ピン目からは易しそうで全員1撃でした。



               Fifi brin dacier 5c をOSするS野さん

           涼しくなった夕方コンディションは最高で、これまで全て1撃した勢いで初めて7aにチャレンジ。Les blessures de lama 23m、出だしから被っていてカチが多い、しかもホールドが遠くハイステップの連続で、今までとは段違いに難しい。何とか遠いパートを2か所クリアしたがOSトライは厳しく、オリビエール初テンションだ。その後は各駅でトップアウトしたが、RPには便数がかかりそう。



              Les blessures ・・・・・7aを登る

           帰りにキャンプ場のスーパーに寄るが水曜日が定休日でシャッターが下りていた。飲みほしたワインの瓶を分別ボックスに入れてムーランに戻る。明日は事実上の最初のレスト日、サラミソーセージとチーズでロゼワインを美味しく戴く。

          フランスオリビエール滞在の日記7

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              9月14日(火曜日)  晴れ クライミング4日目



                本日の朝食のメニュー、目玉焼き、スープ、etc


              日本を発って丁度1週間、連日好天に恵まれ快調なクライミングライフ、そろそろグレードを上げたルートを登りたい、昼食用のサンドウィッチを詰め込んでムーランを出る。静かな岩場に先行パーティーはわずか、お天気も上々でやる気満々のメンバーです。



                 Les rescapees de la Cote dAzurを再登するT田さん




             左Le ventre pleinのS野さんとLes rescapes・・のNK堂さんの2ショット  

             ChateauのLes recines・・・・のエリアを制覇しようと、残りのルートをアップで登る。まずはLe vent re plein 5bを登る、中間のハング地帯から右に大きくトラバースするルートで、回収が大変かな、これでこのエリアは残り2本となる。エリアをすぐ隣のLetrangleur に移動して左端のカンテ状のルートに取り付く。



                 Banane molle 5c をOSしたT田さんのVサイン

             ところが何故かグレードが辛くなる。Banane molle 5c等は下部がボルトが連打されて難しい、私には直登が厳しく左から回り込んでクリアしたが、T田さんも、S野さんも真直ぐ行ってOSです、唖然としてルートを見上げるが、デシマルに換算して5・8か5・9、このグレード感覚は理解できない。すぐ左のLapprentie 5b+ も中間部分が難しく右往左往してOSしたが先行きは怪しい。

             昼食後、エリア中央の被った真直ぐのラインLes copains dabord(蜂の仲間?)6c にチャレンジする、グレードを3つ飛び越してのマスタートライ、最初のハング越えが核心で、ガバホールドが遠く、スローパーの送りが辛い。何とか縦ホールドのガバを捉えると、心拍数が一挙に上がりレスト。

             続くパートも厳しくボルトが見えずらい、スラビーでしかもランナウト、今度はこ恐怖感で心拍数が上がる。意を決してピンチホールドに耐え力を込めて立ちこんでクリップした、冷や汗がどっと流れる。ここまで20m程いやいや長い、左の立木のあるガバで十分休んで最終パートへ。ここからは得意系のカチが続くスラブ、落ち着いて登り切ってOS、多彩なムーブで素晴らしいルートです勿論★3つ。


               必死の思いでLes capains dabord 6cを登る

             今日は4便と本数は少なかったけれど、充実したクライミングが出来ました。4時半を回って下界に降りる、クライマー御用達のレストランはロードバイクのツーリストで溢れ返って大繁盛、本日はクライマーの肩身が狭い。インフォメーションに寄って、笑顔のお姉さんにお天気を聞く、この先も大きな崩れはないようです。

            フランスオリビエール滞在の日記6

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               9月13日(月曜日)  晴れ  クライミング3日目

               4人揃っての本格的なクライミング、本日も晴天で青空が広がっています。美味しいフランスパンの朝食、すっかり定番になったT田さんの甘酸っぱいリンゴの煮つけがヨーグルトに合い美味しい。1番乗りでChateauへ、珍しく岩場には人がいない、月曜日の朝からクライミングしているのは我々くらいなものか?



                       飛行機雲が空に映える

               Les raciness du ciel のエリアで戦闘開始。左端のTraffic 4a、Ini 4b、Canaedo 5a と立て続けに3便登ってアップ、フランチのグレードはどうもピンとこない、4aも5aも余り違いを感じない。どれもルートが長いので、日本の岩場に例えれば湯河原幕岩のおよそ2・3倍はありそうだ。しかし内容は素晴らしく、トポには表示がないけれど、どれもこれも私的には★印です。



                 気合の入ったお二人

               プロバンスの澄み切った陽を浴びながら、本日クライミング初日のS野さん気持ちよさそうにSax eponge et rodeo 5b/cを登る、Sax ・・・は仏和辞典で調べると「年代物の石鹸」くらいの意味ですが、ルートのネーミングは何処の国も同じようで、それほど思い入れがある様には感じない。癖のないルートで1箇所力の入るところがある、それでもS野さん軽くOSです、当り前か?



                Cachou Pour・・・・・を登るNK堂さん

               時を忘れCachou pour un lizard 5c を登り終わると、1時半を過ぎてしまいお弁当を用意してこなかったので、一旦下山して例のクライマー御用達のレストランで昼飯でもと思ったが、すでに昼食タイムは終わっていて何も有りません。もう少し早く降りてくれば良かったが後の祭り。

               勿論キャンプ場のスーパーも4時までお休み、お宿ムーランの冷蔵庫も在庫はない、結局午後のクライミングを諦め、こうなったら昼食も諦めララーニュのスーパーへ本格的な買い出し。空腹のお腹を抱えてじっくりと酒の肴をNK堂さんと品定め、絶品のサラミソージとワインを赤、白、ロゼ計3本、ハイネケンのビールを1ケース内緒で仕入れた。



                  さっぱりした白身魚と白ワインがバッチリ

               なんだかんだでムーランに戻ったのは4時を過ぎていた、シェフT田さんが腕によりを掛けて、白身魚のソテー、スープ、生野菜の盛り沢山の夕食の宴、4人揃ったクライミングディーを無事終えて乾杯!今夜の食事は最高です。
               

              フランスオリビエール滞在の日記5

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                 9月12日(日曜日)  晴れ エクサンプロバンス観光

                 フランスに来て最初の日曜日、エクスの街並みを4人でお散歩、まずはミラボー通りに出てサンステプリ教会からサン・ソヴェール大聖堂を訪れる、多くの観光客がガイドさんの説明を受けて頷いている。入り口には、若い女性が子供を連れて物乞いをしている、街角の路上でも見かけたが、まぁ事情があるのだけれど・・・・・・・・。




                 奥まった通りからマゼラン地区に出て、クラネ美術館でP・セザンヌの絵画を鑑賞する。古い家並みの一角にある美術館で、とても近代的な建物、1FではAlechinskyとか言う人の絵が飾られていたが、よくわからない。2階の1室にセザンヌの絵が6・7点飾られて、ピカソの絵も1点ありました。



                 街の中心街を迂回して再びミラボー通りに戻ると、大きなイベントが開催されていて賑わっています。広場ではブラスバンドの生演奏、ピッコロ(だったかな〜)の女性の演奏が印象的でした。噴水に向かう通りの両脇では、皿回しの女の子が一生懸命に練習していました。陽気なフランス人、ラテンのサンバのリズムで老いも若きも楽しげに踊っている、エクスは本当に明るく楽しい街です。




                 エクスの陽気な空気に触れながら、昨日入れそこなった車の燃料を求めて、スタンドを探し回るが、あいにくお休みが多い。休日は休みと云う事が頭から抜け落ちていた。ホテルに戻って空いているスタンドを聞くと、通りの左前方のTotalが空いているということで一安心。初めてのセルフの給油も問題なく、ついでに併設されているお店でロゼを買って無事出発です。




                 ずっと快晴が続いて快適なドライブ、愛車プジョーも力強く130kのスピードで突っ走る。ダメもとでララーニュのスーパーに寄ったが、期待通りのお休み。本日は買い出しをあきらめてムーランに戻る。S野さん2階の男人禁制のハイジ?のお部屋で長旅の荷を下ろす。夕食は何とか残りの食材を使ってT田さんが美味しく料理して、スタンドでゲットしたロゼワインで、S野さん歓迎の乾杯!

                フランスオリビエール滞在の日記4

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                   9月11日(土曜日) 晴れ  S野さんを迎えにマルセイユへ

                   後発で合流するS野さんを迎えに行く準備。慌ててゆくこともなく11時ころムーランを出る。途中シストロンに寄ってお城の見学。間違えて裏口から入り遠回りしてチョットお散歩、木と木の間にワイヤーが通って滑車のようなものがあり、フィールドアスレチックの様だ。



                          岩山を繰りぬいて建てられたかのような




                      日陰になったところにクライマーが居ました

                   正門に回り込んで受付し5・8ユーロ払って城内に入る。石灰岩の岩山にそそり立つお城は堅固で重厚な佇まい、川を挟んだ対岸の岩山も切り刻んだように道路に落ち込んでいる。階段を登り進むと映写室の案内板、穴底ような所にスクリーンがあり30分ほどのビデオ映像が流れます。



                      歴史的な映像が流れていた

                   フランス語のナレーションでさっぱり判りませんが、このお城はプロバンス地方の要衝であり、昔は南進北進の重要な拠点であったらしい。ナポレオンの映像も流れて、彼のナポレオンも戦いの砦として使ったのかもしれない?



                         遥か彼方にセユーズの岩場が見えます



                      シストロンの街並み

                   お城の最上部に上がると北側にローヌアルプスの山々、南は肥沃なプロバンスの大地が見渡せて絶景だ、思わずデジカメを向ける。最上部には石灰岩で固められた幅1m、高さが1・3mほどの狭い通路が城の東西に延びていて、恐らく敵の襲撃に機敏に対応するために作られたかのようだ。




                      
                          一見万里の長城かのような

                   2時間ほど見学してお腹が空き、階段状の道を降りて街のメインストリートで昼食。ちょっとお洒落なBar風のレストランでピザをオーダー、長身でスリムな女性がお店の中を靴をコツコツさせながら忙しげに歩き廻る。マルガリータとスペシャルは美味しく、33ユーロとお値段は張ったが、満足してマルセイユに向かう。



                       シストロンのメインストーリート




                       数少ない当たりのレストラン

                   高速を飛ばしてエクサン・プロバンスに向かい、一旦ガリス道路に降りるつもりが、道路標示を確認できずミレという町に降りてしまった。ぐるぐる回っているうちに何とかガリス道路に戻ったが、プロバンス道路に入るところで再び行き過ぎてしまう、さらにその先でも2ヶ所間違え、極めつけはD113をまったく逆に走ってしまい、空港が遥か彼方になって気が付く有様、それでも何とか到着前の6時頃にマルセイユ空港に到着して安堵する。

                    S野さんのLF便はほぼ定刻通り到着、日本を発って1週間ぶりの再会です。ハーツで運転者名簿に追加して一路ガリスホテルに向かうが、またしてもソレイユ道路に入る道を間違えて、マルセイユ市内に行く道を爆走する。結局空港近くの道に舞い戻って再出発、なんだかんだ道に迷いながら本日の終着地に到着です。

                   今夜は街に繰り出す元気もなくホテルのレストランで夕食、17ユーローのお任せコースのディナーと、プロバンス地方の名産のロゼワインを、チョット高めの15ユーロでオーダーして4人揃った記念の乾杯です。間違いだらけのドライブに疲れ果て早めにベットに入る。


                  フランスオリビエール滞在の日記3

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                       9月10日(金曜日) 晴れ クライミング2日目



                            鉄の球投げ?に興じるムーラン同宿の親子

                     本日も快晴で絶好のクライミング日和、昨日買った70mロープを捌いてザックに入れ9時ころ出発、キャンプ場に向かう坂を下るとミニスーパーを発見、生活用品や食料品などキャンパーの為のスーパーです。パンやハム、生野菜、ワインやビールのアルコール類も豊富で、必需品は揃っていて、それにトポや地図なども置いてあって不自由を感じません。



                       キャンプ場のミニスーパー   ワインが一杯あって嬉しい

                     木陰の駐車場に車を止めて、岩場に向かう。昨日と同じエリアのChateauのLes racines、本日も講習会で盛況です。まずはThinku punk 5b 28mから、高度感もあって気持ちの良いルートだ。2便目は昨日最後に登るつもりだったLent dehors 5b、薄被りだがガバを繋いで3人とも1撃。次にDerniere prise avent le relais 5b/c は中間のハングが核心で少し力を使う。日差しが強烈で昼食後しばし小休止。



                          Lent dehors 5bを登るNK堂さん

                     皆さん昼寝をしている間に岩場をリサーチ、Chateauの最奥6番目のエリアCascadeを廻り、対岸のBellerricまでおよそ10分程、最高
                    難度のルートはMission impossble のエリアにある文字どうりM・I と言うルート名で8c 30m、オリビエール全体でも最高グレード。結構被っています。

                     散歩している間にT田さんがLes raciniss du le ciel 6a を登っている。看板ルートでエリアの名前もここから取っている。終了点前のハングの乗っ越しが核心、今日何人か取り付いたクライマーでクリアした人はいません。T田さん読みが当たって見事なマスターOSです。



                            Les rasciniss    6aを登る

                     私も一応1撃して、締めくくりでLes rescapes de la Coted Azur 5a を登る。馬蹄型に湾曲した壁の右端、T田さん綺麗にOSを決めてロアーダウンする途中、ロープがATCに引っかかって体を2mほど持って行かれ、大事なお尻にあざを付けてしまった。大事にはいたらなかってけれど、その後しばらく「お尻が痛い!」と言っていた。



                            Quiqullanの壁 いくつものパーティーが登っていました

                     本日も5便で終了ルートが半端なく長いので疲れます。天高く聳える岩塔Quiquillan をマルチピッチで登っているパーティーを見ながら、アプローチを下る。キャンプ場のスーパーに寄って明日の食料調達、パン、牛乳、チーズ、私とNK堂さんはビールとロゼワインを購入、呑み助には欠かせない一品です。

                     夕食は隣町のSerresまで出かけベトナム料理のレストランに。20分ほどでやはり岩山に囲まれた町に到着。夕日に照らされた街並みが美しい。川を渡った広場の駐車場に車を止め、目的のレストランを探す、西側の坂道を辿ってゆくと赤提灯を発見、中に入ると高台から街並みが一望できます。



                        オブザべに失敗したベトナム料理

                     親しげにお兄さんがメニューを持ってくるが、悲しい事に全てフランス語で書かれ何を選ぶか難しい、NK堂さんの電子辞書で和訳しながらオーダーしたが、ビーフンの炒め物以外は外れを引いてしまい、2人とも苦虫を噛んでしまったような表情。町を散歩して、ムーランに戻りワインで口直しです。

                    フランスオリビエール滞在の日記2

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                       9月 9日(木曜日) 晴れ  クライミング1日目

                       いよいよクライミング初日、清々しい朝を迎える。NK堂さん早々に昨日作動しなかった電磁調理器にチャレンジしている。これが作動しなければシェフT田さんの美味しい手料理も食べられない。正しい作動方法があるのだろうが、+ボタン−ボタンとマークの組み合わせが判らず、どうも上手くいかないようです。仕方なくコーヒーメーカーでお湯を沸かしてお茶を飲む。



                       サンドイッチと牛乳、フルーツたっぷりのヨーグルトで朝食。ザックにクライミング用具を詰め込んでムーランを出発。T田さんが出かける時、たまたま出会った同宿のイタリア人が調理器の使い方を親切に教えてくれたようで問題解決、これで夕食の準備はOKだ。

                       共同墓地の手前の駐車場に愛車プジョーを止めて、昨日閉まっていたスポーツショップで、共同装備のエーデルリッドの70mロープを200ユーロで購入。ついでにトポ(トポは25ユーロだったか?)とフラットソール・カタナ(刀)を98ユーロで買う、ユーロ安でチョット得した気分。



                       日本で調べたネットの天気予報が外れて快晴、岩場にはすでに沢山のクライマーが登っている。結構急なアプローチを10分程で、村から見て左側に位置するChateauの岩場の基部に到着。Chateauは6つのエリアから構成され、左端がLes racines du cielと言うエリアだ。 



                       オリビエール最初のルートはPalmer 5b 32mです。確実に掛かるホールドをたどり青い空に向かって登る、60mロープで心配したが何とか足りてしっかりとした終了点があります。ここはほとんどが結び変えでロアーダウンです。しかし32mは長い。続いてLe ficelou miss waikiki 5c+を登る、メリハリの利いた3星ルートです。



                       日向にいると日差しが強烈で堪らないくらい暑い、午前中3便、昼食と昼寝の後の3便で第1日目のクライミングは終了です。青い空、岩肌を包む緑の木々、オレンジ色した村の屋根、そして白く屹立した岸壁、素晴らしいコントラストの絶景に見とられながら下界に下る。

                       教会脇のクライマー御用達レストランで無理やりビールをゲット、ついでにパンも譲ってもらう。ムーランに戻り、すかさずNK堂さんと渇いた喉に潤いを、ビールで乾杯!夕食はT田さんの鶏肉のプロバンス風野菜煮込みの手料理、チーズ、生ハムがロゼワインに合い美味しく戴く。


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