小川山、イエロー(頭が)クラッシュ2

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                         7月 23日(月曜日)    2日目    晴れ後曇り

     朝、窓を開けると、せせらぎの音の背後に青い空が見える。今日はクライミング日和だ。昨日の夕食もそうだったが、金峰山荘のヘルシーで美味しい朝食を戴いた。昨夜交流したP2のお仲間に行き先を告げて8時前に出発。昨日の冷たさに懲りて今日は速足で川を渡る。

     1番乗りかと思いきや、すでに「レギュラー」には若いパーティーがトライしている。よねひこさんが「イレギュラー」を登ってマラ岩の頂上を周り込み、「ロッキーロード」にヌンチャクを掛ける。安全性に最善の注意を払い、長ヌンその他のギアでかなりの重さです。 P2の仲間達も遅れてやってきて、本日はマラ岩で一緒に登る事になった。取りあえず「イレギュラー」にトライ、まだ登れていないルートで気合が入る。

     下岩からの両手フッシュムーブは怖いので、オポジションでクリップして取り付く。右のカチホールドの利き具合が決まらないと、ためらいが出て離陸できない悩ましいスタート。意を決して左寄りに進みガバホールドで長ヌンにクリップして一安心。


      5年越しの?「イレギュラー」のRP

     途中にカチが欠けて難しくなったらしいパートを細かく繋いでいく。一旦「レギュラー」側によってガバを保持する。最後は右にトラバースしてフレークを使って登ると楽だが、直上するのが正規のルートなのだろうか?良く判らないので仮のRPと言う事にしよう。

     さて、よねひこさんの「ロッキー」のトライ、テラスから壁に移る最初の1手を軽くこなす。真下に切れ落ちていているが、怖さを微塵も感じさせない。カンテの少し外形したガバを保持しながらから足を送って移動する。細かいスタンスに乗り込む核心のパートは、カチにガストンで堪えて寄せ、体勢を維持しながら左のホールドを取りに行くのですが、僅かに届かない。


     天空の舞い、「ロッキー」を登るよねひこさん

     どうやらこの下部のトラバースと、クラックを乗り越えてビレイヤーには見えないスラブの2か所が核心らしい。しかし条件があまり良くない中でも、確実にムーブを固めている。クラックの6・7mのパートも簡単ではなさそうですが、ナチュプロをかます場所も決めてトップアウトです。


     「ロッキーロード」はこのロケーションだ

     このルートは、正に天空に聳える岩塔のカンテラインを、空に向かって飛翔するような、ダイナミックでめちゃくちゃカッコいいルートです。何と言ってもロケーションが素晴らしく、絵になるようなシルエットを描きながら登るクライマー。クライマー冥利に尽きる日本でも稀なルートでしょう。

     さて、月曜日にしては混み合ってきたマラ岩周辺。「イエロークラッシュ」は順番待ちになっている。P2仲間のS木さんの後で1便目。昨日出来なかった3ピン目のクリップが決まった。しかし次の4ピン目までのムーブが起こせない。右のカチガバが左に向いていて、上手く利かせられない。


            結局は繋がらなかった「イエロークラッシュ」

     この先は各駅になって、クリップもままならない。とくに4・5ピン間が大核心で、クリップも怖くて厳しい。「ガイチ」を使って体を引き上げヨレヨレでトップアウト。多分これがほんまもんの12・Aなのでしょうね〜。確かに良いルートではあるけれど・・・・・・・・・。

     風食タイムで一休み。よねひこさんは、「シルクロード」にトライしている若手のクライマーにアドバイスしている。私にはさっぱり理解できない「たこムーブ」のお話だ。空にはうっすらと雲がかかってはいるが何とか持ちそうだ。


       「ブルースパワー」を登るI橋さん

     A山さんと、I橋さんは「ブルースパワー」をトップロープでムーブ作り。肩を痛めて暫く休養していたA山さんですが、最近復活してきて元気に11台を登るまで回復してきました。それでも「思ったようなパワーが出せない!」とこぼしながらも、クライミングを楽しんでいます。

     よねひこさん2便目にトライ。花崗岩の12台のルートは2便目が限度と・・・。今度も僅かに左手が届かないが、ほんの僅かなミリ単位の様な感じです。兎に角ムーブを体に浸みこます、同じような動きに見えても、登っているクライマーにしか感じる事が出来ない、何かの発見があるようです。

     さて「イエロー」の2便目、今度は3ピン目のクリップでつまずく。右のカチガバがクリップホールドなのだが、多分足置きが微妙に違うのだろう、左のアンダーで無理やりクリップです。で、その先のムーブが、全く出来なくなってしまった。


                この辺りからが難しくなる核心部

     後は上腕が張ってしまいヌンチャク掴んでトップアウト。次のクライマーが登ると言うので、ヌンチャクを掛け替えて回収。よねひこさん、チョッピリ登り足りないのか、ドスラブの「とどけ手のひら」10・Cに取り付く。私もトップロープで久々のスラブ、苦手だが何だか面白かった。


               「とどけ手のひら」10・Cを登るよねひこさん

     延長戦も終えると最後にパラりと降ってきた。今回は雨にたたられ、「イエロー」のムーブで頭がこんがらかって「破壊」されたが、外岩を充分堪能した2日間でした。お誘いいただいたよねひこさんに感謝です。お勧めの焼肉屋さんで夕食し、高速を飛ばし3時間で帰宅。外岩は平日に限る。
     

    小川山、イエロー(頭が)クラッシュ1

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        よねひこさんと今年初めての小川山。金峰山荘宿泊も初めて、雨にたたられたが自然に囲まれた外岩を満喫してきました。イエロークラッシュ12・Aに初めてトライしましたが、あまりにも難しく頭の方がクラッシュしてしまった。

                  1日目(7月22日、日曜日)   マラ岩    晴れ後豪雨

       今回も家の近くまで来て戴いて5時に出発。天気予報は曇りだったが中央高速は所々路面が濡れている。しかも厚い雲に覆われていて状態が心配だ。長坂インターで降りて最後のセブンイレブンで2日分の昼食を買い込んでいざ小川山へ。

       雲に覆われていた小川山が、川端下から廻り目平に向かう頃、西側の一部がぽっかりと青空が覗き期待感に胸が膨らむ。しかも日曜にしては駐車エリアが空いている、マラ岩に一番近い所に止めて出発。相変わらず金峰山川の水は冷たい。

       マラ岩に行くとすでに何パーティーか先着していて、疎らにシートが敷かれ、「スペシャリスト」のある祠にはヌンチャクがかかっていた?かな〜。取りあえず基部にデポして本日の作戦を練る。

       アップがてらに先に「イエロークラッシュ」にヌンチャクを掛ける事に。妹岩を廻り込んだ左端にルートがある。よねひこさんが3ピン目まで掛けてくれて、その後を引き継ぎヌン掛け便。勿論初めてのルートだがOSトライ等と言う発想は微塵もない。


           よねひこさんにヌン掛けしてもらう

       実際その3ピン目からのムーブが半端なく難しく厳しい、全くクライミングにならない。ヌン掛け兵器を駆使しても力を使う。いやはやとんでもないルートを課題にしてしまったかな〜と言うのが実感だ。「イエロークラッシュ」で頭がクラッシュ、う〜ん。大汗かいて何とかヌン掛けを完了してマラ岩東面に向かう。

       よねひこさんの課題の「ロッキーロード」には、すでにヌンチャクが掛かっている。ロッキーのムーブを探っていたきんさんが降りて来て初めて言葉を交わす。私がクライマーのブログを見る時、必ずチェックするブログの方です。いつかどこかでお会いしたかったクライマーの方で、限界ルートにチャレンジし続ける姿を拝見する事が出来て嬉しかった。

       小休止して「レギュラー」をアップで登る。昔中々登れなかったルートで今でもそんなに簡単ではない、出だしで微妙なバランスが要求されるが、今日は上手くいった。体も良く反応してい感じで中盤を乗り切り、最後のスラブも堪えて何とか2回目のRPです。

       よねひこさんは、「ロッキー」の出だしのトラバースのムーブを試行錯誤。何せ「エクセレントパワー」13・Aの2パート目で、その高度感は凄まじい。ビレイするのもテラスから覗く空間は、結構な恐怖感があり、セルフビレイの取り方にも注意が必要だ。

       13クラスのルートともなると、自分にあったムーブを見つけるのに、登りこみの回数も必要で、1回1回のトライにヒントが隠されている。ほんの数センチ単位のフットホールドの踏み込みの違いや手順によって、出来たり出来なかったり。外岩の難しさはそんな所にある様だ。

       いつの間にか渓谷が姿を変え、雲の間からパラりと小粒の雨が降ってきた。その内、雨脚が強くなって下部の祠で雨宿り。暫し「スペシャリスト」の若者のトライを見学。多少雨脚が緩んだので「イエロークラッシュ」にトライしようと出かけたが、登る頃になって再び強くなった。ルートは濡れていないがビレイヤーが濡れるのでヌンチャクを残置して、今日は潔く諦め撤退する事にした。

       金峰山荘で明日の為に、英気を養ってゆっくりと過ごす。寝不足だったのでいい休養になった。お風呂から帰って、何気に空いていた隣の部屋の人に見覚えがあった。確かどこかで・・・・・・。で、もう1度トイレから戻ってチラミする。K原さんらしいので部屋を除くと、やっぱりP2の常連さん4人組。となれば交流せねばならない、結構な時間まで飲んでしまいました。
       

      小川山

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        今日は小川山です。高速は空いているけれど、空模様がいまいち。小雨がぱらつき曇っています。イエロークラッシュがお題、さてどうなるか。

        雨にうたれて2

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                     8月 7日(日)

           さて、2日目本当はカサメリの予定であったが、連日の夕立でコンディションは良くないと判断して、今日も小川山に行く事にした。N川さん等と相談してマラ岩に決定。狙うルートは「イエロークラッシュ」12・ Aである。小川山では2ルート目の12・Aで気合が入ったが・・・・・。

           今日はA島さんの車で8時前に出発、N川さんとは岩場で合流する事に。本日も結構混んでいて林道の奥に車を止める。久しぶりのマラ岩で、堰堤の渡渉点を見逃しかなり先まで行って戻ったため、時間をロス。川の水は冷たく頭の芯まで射してくるようで耐えがたい。

           濡れた急登を登りつめ基部に到着、すでに多くのクライマーが取り付いている。アップルートの「川上小唄」も5人待ち、他への転身も考えたが、外にアップルートもなく待つ事にした。「イエロークラッシュ」は1パーティーだけ、初めてその形状を覗いたが、思ったより傾斜があるようだ。

                「イレギュラー」10・Dを登るI田さん

           「川上小唄」を登っている間に、I田さんが「イレギュラー」10・Dを登るので見学、以前から気にはなっていてまだ触ってもいないルート、何分2ピン目のランナウトが怖く、尻込みしていたルートです。I田さんから「○○さんには向いているルートですよ」と勧められるが、リードで登る気がしない。

           リードしようか散々迷ったけれど、気持ちが負けてトップロープで取り付いた。案の定体が思うように反応せず、2ピン目前でテンションです。どうも負のスパイラルに陥って上手く登れない、クライミングがメンタルなスポーツである事の証明したようなトライでした。

                  T田さんの「レギュラー」10・Cを2度目の完登

           そうこうしているうちに雲行きが怪しくなってきた、T田さんが「レギュラー」に登っているうちに雷鳴が轟いた。昨日の事もありすぐには降らないだろうと、その登りを見学する。足運びも慎重に粘り強く登る。終了点が変えられて、その直下が以前より悪くなっているらしい。やや左から回り込んで見事な再登です。

           しかし兄はからんや、ぽつぽつと降って来たかと思いきや、寸分違わず雨脚が強くなって、周りのクライマーが一斉に退却し始めた。急いでデポ地に戻ってパッキングしている頃には土砂降りになってきた。またしても雨の洗礼を受け念願の「イエロークラッシュ」にも触れずに退却です。

           まるで脱兎のごとく、皆さんマラ岩から去ってゆきました。置いてけぼりを食った我々が最後の渡渉でしたが、恐れていた増水もなく何とか無事に帰還、寝れ鼠になって車に乗り込みました。まぁ、お天気には勝てないと言う事で、本日もヘルシーパークでお風呂に入って一休み、ナナーズで買い出ししてテントサイトに戻りました。

                      続く

          雨にうたれて

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              台風の余韻なのか、異常気象なのかこの夏は、午後にゲリラ豪雨が各地方を襲っているが、クライミングエリアのある山々でも例外ではなかった。綿密に計画を立てメンバーも決まり、楽しみにしていた週末だったのに、しっかりと雨に祟られた3日間でした。

                                  8月 5日(金)

             今回はA島さんも一緒で、HT沢駅で待ち合わせて出発。I田車の3人組とは談合坂で7時の待ち合わせだったが、金曜の夕方はやはり高速も空いていて6時15分頃に到着すると、T田さんからメールがあって、レストランが工事中で双葉まで先に行っていると。

             パーキングをスルーして再び高速へ、心配なお天気は曇り空。程なく双葉に着いてI田車と合流、お互いの車は3日間のキャンプ用具やクライミングギア類で満杯状態。まぁ、登れるのかどうか微妙な天気予報ですが、避暑も兼ねたキャンプの延長線でクライミングが出来れば、くらいの気持ちだと落胆もしないか?


             で、予定よりも早い時間にみずがき自然公園キャンプ場に着いてしまった。思った通り課外活動の若者の集団以外にクライマーの数は少ないようで、いつもテントを張るサイトは貸し切り状態です。早速3日間、各々のテントを張って雨の備えのタープを設営して、恒例の入山祝いの乾杯です。大量のお酒類を少しずつ味わいながら、明日に備えて11時頃に消灯です。

                       8月 6日(土)

             真夜中にぽつりと一雨あったようだが、起きてみると十一面の岩峰から日差しが射してきて良いお天気だ。軽めの朝食しているとN川さん夫妻が到着して、情報交換。本日は予定通り小川山に行く事になった。N川夫妻はカサメリに行くと言う。

             I田さんの車に5人乗って信州峠を越え、廻り目平に向かう、道路わきの駐車場は満杯状態でかなり奥まで行ってしまい、本日のエリア・ストリームサイドからはどんどん遠くなるが仕方がない。まだお盆でもないのに結構な混み具合です。


             歩くこと20数分、暗い林の中のエリアに到着。中段のエリアが一番条件が良く、多少の浸みだしはあるけれど、登れない事はない。早速ギアを装着してアップルートの「Love or Nothin」 10・Aと「ピットタッチ」10・Cに登る、いずれも下部が少し濡れていて神経を使う。
             
             ほぼ1年ぶりの小川山の花崗岩、慣れないと低いグレードでもビビりが入ります。何とか再登して一番端っこの「一級掃除師への道」にOSトライです、何故か今まで触った事のなかったルートでしたが、同じ10・Aでもこちらの方が断然登りやすい。

             さぁ、これからが本番、皆さんアップを終えてそれぞれの目標のルートをあれこれトポと照らし合わせている。丁度お腹もすいてきて小休止して昼食をしていると、いきなり雷鳴がとどろき始めた。やっぱり来たか!と言う感じで、空は一瞬に暗くなりはじめ、皆顔を見合わせる。おたおたしていると間に合わないので、速攻で撤収。

             アプローチをショートカットして道路に出て、I田さんの車を待っていると、皮肉な事に空が明るくなってきた。チョット慌てすぎたかな〜と思いつつ、別のエリアに行く?と云う選択肢もあったが、面倒くさいのでやはりクライミングを諦めて、川上村のヘルシーランドで一風呂浴びて、ナナーズで買い出し。


             今夜の宴会の食材をたんまり買い込んで、4時頃にテントサイトに戻ってみると芝生が濡れていて、結構降ったようだ。宴会には時間が早いが、何もやる事が無いので取りあえず「残念」の乾杯をしながら、夕餉のの準備。食材は豊富で盛りだくさんのツマミが出来あがり、カサメリから撤退してきたN川さん夫妻とも一緒に大宴会と相成りました。明日は晴れるといいのだが。

                         続く

            小川山賛歌3

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                    3日目(7月26日)    屋根岩5峰


               最終日の3日目、昨日の食べすぎが気になる朝です。今日もそこそこの天気で、帰り支度を考えて、フライを干したりと朝から何かと忙しい。朝食もさらりと切り上げ、本日は屋根岩5峰に向かいます。全く山に登っていない私には大きなハンディキャップで、K合夫妻についていけない。


               普通なら30分で行くところ、軽く40分はかかったようで、エリアに基部に着いたときにはヘロヘロです。スポーツドリンクをがぶ飲みして一呼吸。私の場合はアプローチが核心かもしれない。落ち着いたところで、エリアのルートの見学。厳しいルートが並んでいます。


               まずは4峰でアップ、「ノイズイノ」10・Bを登る。これは、PUMP1でお目にかかるA枝さんのルートです。ダイクにそってやや左上するルートで、1・2箇所ホールドが小さくなって微妙なバランスのところもあるが、50mロープではどうかな?とは思う程長いルートです。これは何とかOS。



                              ノイズイノ10.BをOS


               続いて「スラカン」10・Dを登る、大岩がスラブに被っていてその脇を右にトラバース、ランナウトが怖いので、1ピン隣のルートに長ヌンにして登る。スラブのルートですが、適当にカチがあって登り易く気持ちよく、面白いルートです。全員OS。



                            スラカン10・Dを登るK合さん


               目標のルートは「永遠の塔」11・Dに決めて、さてファーストトライ。出だしの2ピンのフェイス越えが結構いやらしい。慎重に登り、一反傾斜がゆるくなりクラックにキャメをかませて、3ピンをクリップする、さてその上のルートが読みきれず、左のガバホールドに誘われるように進むと、これが落とし穴で、右にトラバースするクロスのカチが抜けて、フォール。まぁ当たり前にOS成らず。


               再び登り返してムーブを組み立てる。やはりこのパートは右のカチを拾って繋いで、左サイドのホールドで繋いだアンダーを取っていくところが核心のようです。その上もカチの連続で自分には得意系のように思われます。最後はアンダーのガバを取って右カンテのガバを送ると終了点です。


               2便目、ゆっくり合い間を取ってスタート。余り時間もないし、結構腕にもきているので3便目は無いという気持ちでトライ。核心部、いくら頭悪くても同じ失敗は出来ない。フットホールは多少違うような気もしたが、何とかクリア。アンダーガバで大レスト、ビレイしてくれたK合さんには迷惑だけれど、かれこれ4・5分は休んでいたような。



                            永遠の塔11・DをRPする


               意を決して続くパートに、中盤のカチの連続をこなして、カンテ添いに進んで終了点です。何とかぎりぎりの2便目のRPです。このルートはやはり相性が良かったようです。3日間のフィナーレにしては出来すぎです。「終わりよければ全て良し」とは言うものの、小川山のスラブは厳しいね〜。

               

              小川山賛歌2

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                        2日目(7月25日)    八幡沢左岸スラブ


                 前夜激しい雨が5時間くらい降り続き、本日の天気が気になる朝です。心なしかテントシートが濡れてシュラフが湿っぽい。この雨では朝からは登れないと、のんびりとした朝食。限られたエリアを相談して取り合えず、リバーサイドのエリアへ。


                 渡渉の水嵩は昨日の大雨にも拘らず、普通の水位で岩伝いにバランスを取って対岸へ。急登でヘロヘロしながら、リバーサイドの上部に到着。ルートを見上げると微妙なぬれ具合、「BUN2」11・Bの下部は濡れていて、微妙なコンディションです。


                 「ランデブー」11・Aは何とか登れそうで、支度しようとしていると雨が降り始め撤収。あわてて引き返し、またまた渡渉。然し何のことは無い、にわか雨が程なく止み、空を見上げながら歩くと、ストレートに左岸スラブのアプローチに突き当たり。そのまま左岸スラブに直行です。



                         「トムといっしょに」10・Aをアップで登るK合さん


                 エリアに着くと、「トムといっしょに」10.Aにトップロープが張られて4・5人のパーティーで登っています。青空ものぞかせ、岩の状態も悪くなく、充分登れそうです。早速「トムといっしょに」を登らせてもらい、アップ終了何年越しの「■&□」10・Bにチャレンジであります。


                 S谷さんのスクールで10・Aの時分トライしていて、苦労してトップロープで登った記憶があるが、それ以来のチャレンジです。苦手意識を払拭してとは思うのですが、やはり核心の思い切った乗り込みが出来ない。昔の記憶にあった右のくぼみにチョークをつけて、ロアーダウン。然しこの印がとんだ波紋を呼んだ。


                 Mさんの1便目やはり2ピン目の上の核心に苦労して、私のマークした窪みに右足を置いたが、どうもムーブが悪いようでテンションです。「何だかこの足良くない!」、と言って足置きを変えるとすんなり行けます。記憶違いではないようだが、リードではムーブが違うようです。


                 その後2便目でK合さんも、Mさんも見事に完登です。私は2便目も3便目もダメでRP出来ません。天候も回復して、続々とクライマがやってきて、■&□にトライします、かなり上手いパーティーの3人組が取り付くと、皆さん私のマークした窪みに右足を置いて、嵌って呉れました。何だか罪作りのような気もしましたが。自分も登れて居ないのを忘れて、したり顔。性格悪いよね。



                    ここまで右に行くと反則かな?「雨が止んだら」を登る

                 ここまで記録と云うようなものも無く、何とか発奮したいと昼食後「雨がやんだら」11・Bに転進。1便目ムーブ探り、2便目正面突破を試みるが難しすぎ、3便目2ピン目から右側から行ってスローパーで耐えて、かばを持ち替え右にトラバースしてカンテを使い何とかRPですが、ラインどりがそれでよかったのか疑問です?でもやっと一つ記録が出ました。


                 夜はまたまた、焼肉パーティーでスタミナとパワーを付ける。美味しいものについつい箸が進み、気が付くとお腹がいっぱいです。何時ものことですが、外岩での泊りのクライミングでは、決まって2垓瓩は太ってしまいます。本日のこのお腹いっぱい状態が気になります。



                   スタミナ満点の牛のスペアリブ    ああ体重が・・・・・・・・

                小川山賛歌1

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                   只今小川山から帰ってきました。カサメリの予定を急遽変更して小川山へ。どうもカサメリのほうが天候に左右されやすいとの情報でありましたので・・・・・・。結果は大正解で、金曜日からエリアとルートを選んで、3日間とも登れてしまいました。


                          1日目(7月24)      屋根岩2峰

                   何時もの通勤時間の電車に乗り込み、ピックアプのIに向かう。登攀用具や3日間の生活用品、テントなどを背負うと肩にずしりと食い込みます。乗り継ぎのS駅の7分の徒歩は、乗り換え時間がぎりぎりで堪えます。軽4輪でいいから車が欲しい。


                   K合さんの新車のステップワゴンで出発。天候予報は曇りとなっているが定かではない、出たとこ勝負です。高速も天候の影響かすいすいと。途中小雨がぱらついたりと、この時期にしては変わりやすい空模様ですが、何とか10時過ぎに廻目平に到着。


                   早速タープとテントを設営、珍しくスカスカのテントサイト、平坦なベストポジションに張りほうだいです。空を見上げると、あらま、青空が顔を覗かせます、しめしめと早速準備して屋根岩2峰に向かいます。岩場も言わずもなが、空いている。


                   早速アップにと「小暮大サーカス」10・Cを登る。が、軽くOSのつもりがルートの方向性を見誤り、ドテンション。頭の悪さは外岩でも健在です。猪突猛進直情型、小暮大サーカスというルート名から解りそうなムーブが読みきれない。アホやね〜、結局2テンでトップアウトの情けなさ。苦手なスラブでもないのにこの体たらく、先が思いやられる。Mさんはこの最初の核心をサクット登りました。



                            Mさん「小暮大サーカス」10・Cを登る


                   2便目苦手なスラブ「PTA」11.Bを登る、取っ掛かりはクラックが走っていて、何とか手がかりはあるものの、ムーブは 微妙で簡単ではありません、そして3ピンまでのスラブが核心で、足に乗り込んでいく勇気が湧いてきません。ズルズルと滑りそうでピンが足元になると怖くて、登れずテンションの雨あられ。3便目でいい感じになってくるものの、やはりRP出来ず敗退です。



                       屋根岩2峰「PTA」11・B      みよ!このへっぴり腰!


                   結局記録無し成果なしの初日、とぼとぼとテントサイトに帰還。然しまぁ、久し振りの外岩で気持ちは爽やかであります。新鮮な空気、森と緑に囲まれてのクライミングは、またジムでは決して味わえない醍醐味があります。


                   夕方、金峰山荘のお風呂で汗を流し、入山祝いでビールで乾杯。夕食にはK合さん手作りの豪華な焼肉に舌ずつみ。本格的な七輪での焼肉と、地元のスーパー「ナナーズ」で調達したお野菜とのコラボが抜群で、クライミングで成果が無くとも、至福の一時です。



                      この夕食が堪りません、どんどん食べて太ってと進めるMさん


                                          
                                                                  


                  風姿花伝・(小川山便り)

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                     世阿弥は後世に何を伝えようとしたのでしょうかね?

                     

                     中央道は思ったより空いていて、夜の11時に廻目平に到着、テントを張って入山祝いで一杯やっていると、となりのテントの人が「明かりを点けてお喋りはルール違反でしょう」とお叱りを受け返す言葉もなく反省、今回のメンバーA島さん、I田さん、T田さん、O方さん、一同静かに眠りに着く。月

                        小川山1日目   兄岩 

                     8時半出立、途中金峰山川の渡渉でドボンしてしまい、下半身ずぶ濡れ幸先の良いスタート?濡れ鼠のまま兄岩下部に到着、T田さん早速アップで「ピクニクラ10・B☆☆☆」を登る、1本目のボルトのランナウトにもめげず果敢に登る、ナチュプロのセットも完璧で軽やかに登ります。T田さん人口壁とは動きが違います。ウ〜ムやるの〜。音楽




                     順番が来てファーストトライ、やはり左肩が痛み特にクリップする時に辛い。アップ不足かとも思い次の「タジアン牽隠亜Γ繊☆」を登るものの、状況は変わらない。もうこれは今日は見学か?と半分諦めた。ちっ




                     あれあれ下部のエリアは人で一杯、キネシオでテーピングして固めて、東側のエリアに移動、K合さん夫妻と合流。課題の「ムーンサルト51、11A」をトライしています。今日の目標「森と緑にかこまれて11・B☆☆」ラインが綺麗で面白そう、クライマーの悲しい性、ルートを見てしまうと登りたくなる。パクッ


                     ヌンチャクも掛っているので今がチャンスとばかりトライ開始、右から取り付き左にトラバースが最初の核心、カチを右手持ち替えにして耐え、左手でガバを取る、何とかクリアして上部の核心へ、ここは甘いホールドに耐えて足で乗り込む、アドレナリンが一挙に吹き出て左肩の痛みも忘れオンサイトです。でも無理しちゃったかな?明日が心配。病院
                        
                         小川山2日目  5峰中段壁

                     本日は屋根岩5峰へ、中高年にはアプローチがキツイ。途中でパンプ2のスクール生に追い越される、何でもソラマメスラブに行くとか、約40分の山歩きやっと下部に到着、既にK合さんがアップで、「ピボットくん10・D」を登っています。GO!


                     我々もその隣の新しいボルトのルートを登るが、ルート名もグレードも判らず、いきなりフォールしてしまいました。確かどれも10・Aくらいと言っていた筈だが?結構難しいではないか。今日も幸先がよろしいようです?くるりん

                     
                     適当に食事をして、「風姿花伝11・B☆」にチャレンジです。T田さんがマスターでトライします。オンサイト狙いの私はその登りは見ない。激しい息ずかいが岩場に反響する。難しいようで、RP成らず。馬

                     
                     3本ヌンチャクが掛り、その上が核心部と判る。外形した甘いホールドをいかに利かせられるか?が勝負、やはり私もアンダーホールドの処理にてこずり、無念のテンション。この辺が自然の岩場の経験のなさ泣き所、修行が足りんと神の声が聞こえる。悲しい
                     
                     
                     オンサイトに拘らないI田さん、人の登りをじっと観察し、さくっとフラッシングしてしまいました。その後2便目でRP、フェイスありスラブあり、そしてクラックで締め多彩な良いルートです、まあオンサイト出来なかったので喜びは今一。




                     T田さん2回目のトライもムーブが繋がらない。降りてくるなりその無念さのあまり、「う〜っ悔しい」と一言呟き一筋の滴が頬を伝いました。この純粋な涙「上手くなりたい,登りたい」と云う願いのようなものを感じます。久し振りにどこかに忘れていた、クライマーの原点を思い起こさせてくれます。ぴかぴか

                       小川山3日目   ストリームサイドエリア

                     最終日、ロックスノ36号で紹介されたストリームサイドエリアへ、しゃくなげ遊歩道を歩くこと15分ほど、川に丸太が掛りドボンすることはない。岩場の手前には大きな広場があり寛ぐには最高です。時計

                     最初にT田さん「Love or Nothin10・A☆☆☆」を登る、私は「ピットタッチ10・C☆☆☆」をマスターで登るがハングの乗越しが結構辛い、元気印のT田さんのトライで、B2本目の上のフレーク状のホールドいきなりが剥がれ、成す術もなく完璧なフォール、脆いとは聞いていたがこれ程とは。工具

                     K合さんのお勧め「Let Me See11・A☆☆」を皆でトライ。O方さん見事なオンサイト、その後皆さん続々とオンサイトの雨あられ、これは気持ちよく良いルートでした。
                     最後は「雀の豌豆(すずめのエンドウ)11・B☆☆☆」にチャレンジするが、左トラバースの位置を間違えテンション、オンサイトならずです。もみじ

                     T田さんはクラックにジャムを決めて、腕に負担のない登り方です、力任せの私のレイバックは、ヤッパリあほなムーブだよね!
                     2便目慎重にジャムを決め何とかRPしましたが、教えられることばかりのクライミングでした。鳥


                     
                     


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