2日目(10月14日) 火曜日 ☀
百潭寺〜水簾洞待避所(昼食)〜鳳頂庵〜小青峰〜中青待避所 歩程8時間
今日も快晴、朝は結構冷え込んで防寒着は必携
5時半に起床、車に置いていく物と山に持ってゆくの物を分けてパッキング
6時前には出発し
シャトルバスの基地まで移動する
駐車場に車を止めると
バスのチケットを買って並ぶ事に
すでに大勢の登山者で行列が出来ている
ここから百潭寺までは車は入れない
何だか上高地のようだ
いうなれば沢渡のバス停か?
40分ほど渓谷の道を行く
バスに乗るときに呉さんから左側の席がいいよと勧められる
成程、川沿いの渓谷美が綺麗だった
百潭寺に到着、大きな仏教のお寺だ
トイレに立ち寄って用を済ますがペーパーがない!
戻って何とかなったがビックリした
いよいよ登山開始
木々の葉が色づいていて綺麗だ
沢沿いの道ゆっくりと歩く
本当に上高地のようなところで歩きやすい
1時間歩いて約10分の休憩
モミジが赤く染まり岩肌とのコントラストが素晴らしい
ビスターリーな行程で大助かりだが
昨日の何かが原因か知らないが
この辺りから、お腹の調子が悪く、雉打ちの連発
呉さんの「私の恋人のソラク山」に雉打ち、誠に申し訳がない
水簾洞待避所と言うところで昼食
昨日配布したラーメンとレトルトのご飯、キムチ
韓国パーティーが全て用意してくれて
手際良い朝食兼昼食、行動食にと巻き寿司が渡されていたので
これで十分な食料です
で、このパターンが3回続いた(でも美味しかったよ〜)
40分ほどまったりして出発
ここからは本格的な登りが始まる
基本的にしっかり整備されていて歩きやすいが
谷沿いの急登は結構堪える
しかも、お腹が・・・・・・・
次第に高度を上げてゆくと
いたる所に岩山が屹立していて頼もしい
これが全て花崗岩
思わず登るラインを見てしまう
呉さんが特別のビューポイントがあると言うので
寄り道したが、本当に素晴らしい隠しテラス?
空の青と深い谷、凛とした岩山
これぞ絶景ポイントだ〜
自然の美しさ満載の渓谷美、素晴らしい〜
午後2時過ぎに山の中腹にある簾頂庵と言うお寺に到着
歴史の程は知らないが、由緒ある寺院なのでしょう
多くの登山者と観光客?で賑わっています
水を2ℓ補給して出発
結構な急坂で、下を向いて登っていた韓国人の女性が
道をふさいでいた木に頭を打ち付け
大泣きしていたので
「ケンチャナ?」(大丈夫!)と声をかけると
金美京さんから、「ケンチャナ」は子どもにかける言葉で
大人には「ケンチャナヨ〜」と言うのですよ、と教えてくれた
勉強になりました
やがて稜線が現れて小青峰待避所に到着
ここも絶景ポイントで尾根上リッジ「竜の歯」の尖塔が凄い
アルパインのルートもあるらしく、金美京さんも登ったと言う
あ〜私もトレースしたい、羨ましい
内ソラク、外ソラクの山並み、遠くに蔚山岩が見え
東に草束(ソクチョ)の街、大パノラマが広がる
展望を楽しんだ後最後の急登
千仏洞渓谷への分岐で一休み
稜線の奥に雪岳山(大青峰)の頂上が見え
コルには宿泊先の中青待避所が見え隠れする
階段が連続し円形ドームのピークをトラバースして
中青待避所に午後4時に到着、本日の全ての行程の終わり
8時間、12・3Km良く歩いた〜
一息ついて、夜の調理場の確保
完全予約制で120人しか泊まれない
食事も出ないので少ない調理場のスペース確保が大変
ごった返すテーブルで立食のパーティーの始まり
「ビールも売っていないなんて最低!」と不満を語る呉さん
お土産の焼酎を空けて乾杯!
麦焼酎「中々」は「癖がありますね〜」と言っていたから
多分口に合わなったのでしょう?
6時過ぎに毛布を調達
1人2枚ずつ配布される
驚く事に床暖房が入っていてこれで十分だそうだ
シュラフを使う事もなく快適
韓国の山小屋恐るべし
「こんな時間から寝ると12時に起きてしまうわ!」のI村さん
金美京さんと3人でいろんな話をした
「日本と韓国仲良くなりましょう」とかの話も
9時の消灯で真っ暗になり就寝だったが
夜中にまたお腹が・・・・・
続く