急遽予定が変わって午後からP1で登ることになった。金曜日のクライミングは久し振り、ビレイヤーの心配をしながら1時過ぎにジムに着いた。やはり予想通りに空いていた。平均年齢も高く、人生経験の豊かなクライマーが集う金曜日です。
着替えてストレッチする間もなく、I井さんから「途中に追い越された時声を掛けたのに、無視されてしまった」といきなりきついお言葉、全く気が付かなかったものだから、ひたすら弁解に終始する。まるですり抜けていくように速足で去って行ったと・・・・・・。確かに私は短足なのに足だけは早い。
今日のスタッフはトニーと丸ちゃんとシュン君、先日取り寄せを頼んでおいたロック&スノーはまだ届いてなかった。54号まで欠番なく購入しているので、何としてでも確保したい。別に隅から隅まで読む訳ではないのだが、創刊号から本棚に並んでいるので1冊でも無いとなると、歯が抜けたような感じで気持ちが悪い。
スタッフのシュン君の登り、左足のトゥーを見よ
KANさんにビレイしてもらって早速アップ開始。いつもの「ダイヤモンド」の
紺口5・9から4便登る。金曜日の妻たちの話を聞くと、10台のグレードでも結構難しくなっていると言う。確かにこのエリアの
黒×10・Bも
オレンジバー10・Cも癖があったり、保持力を要求されたりでグレード以上のムーブがあるようです。
巷の噂話や映画の話などで、4時過ぎに本格的なクライミング、KANさんが帰ったのでプロガイドのN島さんと登る事に。「奥壁
」紺バー11・Aを登って、課題の
黒バー12・Aにトライした。本日も下部から攻めてみましたが、核心の前4ピン目でクリップしてテンション。
しかし、ハイステップのムーブが1回目でカチを捉え、連続して右のカチポケットを取りに行ったがこっちは旨く行かずフォール。どうやらこの右手のデットが最大の核心に変わった。今日は3回目くらいの試技でそれもクリアして、次のポケット3連発ムーブへと進み、7ピン目をクリッププして再びテンション。
ムーブ的に上部は難しくはないが、下から繋げると持久力が枯渇して最終クリップがとても厳しい。作戦的には、最終クリップは飛ばして行かないと難しいという結論に達した。本日も終了点はランジ気味に保持できたので、撚れていてもパワーでバ〜ンと行くしかないような気が致しました。
まだまだ、自動化には時間が掛かりそうですが、本日はハイステップが1発で決まったし、確率は少しずつだが上がっているので、可能性は出てきたのかな?努力は報われるか、地道に登り続けていくことが大事な事の様です。いつの日かRPを夢見て頑張るぞ〜。