以前クライミング教室でお世話になった、堤信夫さんの『ロープレスキュー技術』の出版記念パーティーに行ってきました。登山界の著名人、多くの各山岳会の人々、そして我々堤さんを講師にした時の登山教室の仲間の皆さんとの再会でした。
我々と堤さんのえにしと言うと、今から十年ほど前に遡る、登山教室の摩訶不思議なそしてクライミング教室の講師と生徒と言う範疇を越えた、出会いであります。
このクライミング教室の出来事をお話しするには、一つのドラマが出来上がるくらいのエピソード、アクシデント、抜き差しならぬ講師と生徒の駆け引き、そして汗と涙。まあ1冊の本が出来上がるくらいの、それはそれは面白い出会いでありました。
何と言ってもクライミングの技術もままならない中高年の生徒と、片やヒマラヤで輝かしい登攀の足跡を残している先鋭的な現役バリバリのクライマーなわけですから、どんな教室になるのか一同戦々恐々でありました。
教室ははなっからアンビリーバブルの連続、落ちこぼれ生徒の私などは考えられないようなミスの連発で、随分堤さんを驚かせたようです、それもこれも今となっては恥ずかしくも青春?の良い思い出であります。
堤さんのこれからのますますのご活躍を期待して止みません。