当初アリタリア航空で行くつもりが、倒産騒ぎなどで結局KLMオランダ航空のアムステルダム経由で行く羽目になりました。石油高騰の折燃料チャージャー料金が5万円ほどで、なんだかんだで16万ほどの往復運賃となりました。
成田から11時間30分のフライトでアムステルダムへ、流石にロングフライトに疲れは否めません。ここでEU圏の入国審査が行われます、大勢いた日本人もちらほらと、審査官が日本のパスポートを確認すると「こんにちわ」とか挨拶します。
程なく入国審査を終えてミラノまで乗り換え便、スキポール国際空港はヨーロッパの玄関口と見えて馬鹿でかい、なんだかアメリカでローカルな飛行機に乗るような感じです。
1時間ほどの待ち合わせで搭乗あっという間の離陸、暫くすると眼下に大きな湖と白い衣装をまとった山々が眼下に広がります。ジュネーブ湖とか、多分シャモニー?とかマッターホルン?とかのアルプスの山嶺なのでしょうか?心が躍ります。
アルプスの山嶺
ミラノには19時30分に到着、イタリアに入国なのに審査は無し?荷物を受けていざイタリアに。プルマン(長距離バス)で移動、空港のバスインフォメーションらしき所で早速イタリア語で、ビリエッタ(切符)ミラノチェントラーレと話すと、あらら英語でアウトサイドとか言われてしまって、気が抜けてしまいました。
空港からはプルマンが便利、ミラノ中央駅まで行ってくれます、ただし行きが7ユーローだったのに帰りが7・5ユーローとバス会社によって微妙に料金が違うのでご用心。
ミラノのホテルでは例の一件で朝早く出立、駅窓口で日本で手配したチケットを提出、そのまま使えるが、改札のないホームで乗車する電車を探す、なんと全く同時刻に出発する特急があり行き先の確認するのに四苦八苦、何とか確認して1路北イタリアの小都市トレントに向かう。因みに料金は特急指定席一人4千円なり。
途中ベローナで時間調整し、車窓から見る石灰岩の連続する岸壁に圧倒されながら1時間ほどでトレントに到着です。予約してあったハーツヘ道を誤って面倒くさくなりタクシーで事務所へ、書類にサインしてオッケー。
石灰岩の岩山と葡萄畑が連なる
トレントの駅舎
左ハンドルの外車(当たり前か?)フィアットパンダと言う車でいよいよアルコへと思いきや、ギアがバックに入らない、事務所に戻りギアの入れ方を伝授してもらう、何のことはないノブの下に在る輪の部分を上に持ち上げるだけだった、恥ずかしい。
狭い道のりにあたふたしながら山道をドライブ、対向車とすれ違う時に右により過ぎるものだから、相方が「より過ぎより過ぎ!壁にぶつかる」の悲鳴が?慣れれば天気もよく快適なドライブ判りやすい道を辿りアルコの中心のインフォメーションに到着です。