スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2020.05.23 Saturday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    無知蒙昧

    0
       爽やかな5月のそよ風に吹かれながら中野島へ。この町は駅を降りた瞬間から前方が開け明るい感じがしますおはな。以前この町で住みかを探していて、不動産屋さんにいろいろ連れて行かれたことを思い出します。


       開店前に着いてしまったので、ジムの前のベンチでF原さんとまぁ世間話を。「客が来てるんだからチョットサービスで開けてくれても・・」とトグロを巻いてペチャペチャ。



              今日も結構混んでいるパンプ2


       指先が先日の幕岩の激戦の証で皮がむけ始め、剥けてる部分だけホールドが滑る。先日先生が言っていた「指紋がないとカチ持ちが滑るんですよ」と云う意味がわかりました。こうまでして行うクライミングって一体何なんでしょうね、因果なスポーツだなぁ〜。

       
       本日はH谷さんが何処かのクラックの訓練でお休み、F本さんも来ていません。課題の「つなみ」左紺矢印12・Bにチャレンジなのですが、どうも今一気合が入らない。ちっ最近好調であったのですが、それらの余波が来ていて小休止といった所か?バイオリズムの谷みたいな感じです。



       と云うことで核心のルーフ越えで短い私の左足が、届かず予定どうりのテンション。登り始めから依然登った時より、ホールドが悪く感じているものだから、必然的にもう先の予測がたってしまって、何時何処でテンションか?・・・・。こんな時はまず殆んど登れないよね。


       パン2の仲間達は凄いです、O方さんはタワーの紺矢印11・CとSWの緑矢印11・DをRPしてしまいましたし、I田さんはタワーの黄色十字12.Aを、核心部を越えもう殆んどRP状態後1一手まで迫っています。チョキ



            O方さんの緑矢印11・DのRP核心の1手
       気分を変えようと「つなみ」の水色バー12・Aにトライ。出来たてのため超人気ルートS本さんが目の前でRPしました。気合が入りますが、ハングを越した所でフットホールドを見失い余力が有るにもかかわらず、探しているうちに力尽きてオンサイトならず。




       本日の記録はなし、最後にT田さんとI田さんにお付き合いしてもらい、久し振りのテンポトレーニング、20分くらいの時間で10台を10本、5分のインターバルを置いて登ります。どんな効果があるのか分からないけれど、まぁ気分転換です・・・・・。


       

      玄関ビレイ解除

      0
         まどろんだ空から降りしきる雨の日曜日雨、昨日のパン1のクライミングの疲れも無く、爽やかな目覚め。気力も体力も充分でもあるが、流石に連荘でクライミングは山の神が許さないだろとまったりとしていた食事中ディナー、思わぬことに「今日はジムに行かないの?」と聞いて来た。今なんて言った、あ!い!う!え!えっ!え〜っ!。

         と云うことは「ジムに行っていいよ」って言うこと?クライミン・グ〜!と云う言葉すら嫌いな山の神の一言、さも行くつもりはなかったかのように「ん、まあメタボに成っも仕方ないし、ジムにでも行くか」とほざいてしまった。かくして我が家の玄関ビレイは完全に解除で〜す豚、こんなことはめったに無い?


         傘を差しながら小雨「玄関ビレイ解除!」と心の中で呟きながら、足取りも軽くパンプ1に向かうのでした。何時もは鬼の形相で家、「またクライミングふ〜ん、自分だけ楽しんでいいご身分ね!」とか皮肉交じりのお言葉にしどろもどろの私ではあるが・・・。そんなのカンケ〜ネ〜。


         本日は実に身も心も軽いので課題の奥壁水色バー11・Dが登れるかもしれない?という楽観的な希望も、いざやってみるとまだまだムーブが完全ではありません。兎に角核心のスローパー2連発が苦手系の私には鬼門です。マッチングしてと言う説もあるのだがいざ実践すると保持できなくてドテンションです。



        新しくなったダイヤモンドのエリアの ユニークな赤矢印の11・C


         結局3便出したのですがあまりいい感触はありません。スローパー持ちにはこれからも苦労させられそうで、「最も弱い環の原則」から言うと、この弱点を克服しない限り上達はないということです。う〜む厳しいでございます。

        クライミングの後の?

        0
           お天気の水曜日何時ものパンプ2へ。今日はクライミングの後久々に一杯ビールやる事になっているので、気持ちよ〜く登りたい。F本さんも肘の故障も癒えて元気に登ります。久し振りなはずなのにタワーの結構悪い赤十字11/Cをかあ〜くRPだそうです。



           H谷さんのお連れの新人さんのWさん、初めてのビレイに緊張しています、たらーっそりゃそうだ大げさに言えば人の命を預けられるのだから、こればっかりはいろいろ口で言われるより実際にやってみて、解ってくることなのだから・・・・。

           私は先生のお勧めのショートウェーブの最難ルート緑矢印11・Dにチャレンジ。ニコニコして「このルートやってみて下さい」なんて勧めるルートに、今までどれだけ騙されたことかピピピ?まあ多分その類なのではと思いつつ、マジトライ。



           で、先生の思惑どうり完璧に嵌ってしまい、ぼこぼこのノックアウト、ムーブも作れずの大敗退。伸介さんのルートで秘密のムーブがあるらしく?ショートカットすると「11・Bくらいですよ」とか仰いますがね〜、伸介さんのルートをショートカットするとは・・・・・。凄すぎる。


           今日の課題は「つなみ」左の紺矢印12・B、核心に行くまでで張ってしまい、トリッキィーな回転ムーブを決めかけて、ルーフで力尽きてしまいました泣き顔。まだパワーが不足しているかな?でも何とか1テンで抜けられて、ムーブは繋がりました。


           夕刻が迫りクライミングに力が入らない、もはやルートのホールドと云うより、泡あわした飲み物が脳裏を支配し始めて5時半終了、きょうは結構暑かったのでやはり人間、食?否のどの渇きには勝てないか。総勢5人で美味しいおでんやさん「豆でん」でジョッキ生ビールを戴くのでありました。おい!クライマーこんな事でいいのですか???。

          新緑の甲府幕岩

          0
             目にも鮮やかな新緑の幕岩に再度やってきました。今回はオンサイトトライで話にもならなかった「安近短」12・A/Bの懐に抱かれてみようと・・・・。

               1日目    プロローグ

             林道から眺める自然林は前回よりもその緑を一段と色濃く、無垢な幕岩の空に映えています。駐車場には先日も出合ったパーティーが先着していて、この時期幕岩は人気エリアになりそうです、案の定続々とクライマーやってきました。

             まるで示し合わせたかのように、F原さんとO岩さんのスクールも来訪、老若?男女みなさん楽しそうにクライミングを堪能しております。



             Mさんが所用で来れなくなったため、K合さん、先生の男集3人のパーティーで 
            アップを開始。イエローマウンテンを登る2人。私は取り敢えずアップをかねて、「動物がイッパイ」10・B、「木の実がイッパイ」10・Cにオンサイトトライ。「木の実」の核心で嵌りそうになり、先行きが危ぶまれる。


             今回は先生も「安近短」の宣戦布告、でどろどろの戦いに火花が散る。前回はムーブすら出来ずに敗退したが、1便目丹念にムーブを探る。何もないように見えたフェイスに細かいカチや、ポケットが意外なほどあることにきずく。




             使えそうなホールドに手当たりしだいチョークして、ムーブを起こしながら登ってみるが、なかなか一筋縄にはいかない、総じて4ピン目までの手順が12・3手で核心部が7手目からの遠い右サイドのカチと、9手目の左指1本のポケットからの右乗り込みのカチとり、そしてまた右上のいいカチを取って核心が終わるけれど・・・・。


             やはり12・A/Bともなると難しいムーブが連続してくる。 テンションしながらのムーブ探りで、通して登ると足捌きが上手くいくのか、まあ取り敢えず繋がりはしたけれど・・・・・・。


             四苦八苦している私の登りを見ていたF原さんが急遽参戦です、流れるような無駄の無い登り、何んと2つ目の核心のムーブ極少のカチホールドをガストンでとりました、思わず私「ほ〜、カチガスだ!」と命名して、新たなクライミング用語が生まれる。



             
            この核心のムーブは私にも使える、こうなったらパクリと言われようが断固実践。しかし流れの中では上手くバランスが取れないので、やはり足捌きが重要になってきます。ようやく3便目で納得のいくムーブにまで進化して来たところで雷が鳴ってきて終了。

               2日目     エピローグ

             前夜かなりの雨で岩場の状況が心配ですが、幕岩は雨にも強い。乾きが早いし被ったところの下部は濡れてもいない。「安近短」は核心部がやや湿っているので、時間を置いて私は岩場の見学にエリアを見回る。「森の散歩道」「メルヘンランド」どのエリアにも魅力的なルートが一杯。



             朝一でK合さんと先生「ピリカ」10・B/Cを登っています、前にも登ったのですが直登するとイレブンにもなってしまうという厄介なルート。試しに直登しました。方向を見誤ると嵌る理由がわかります。



             先生は「ジュベリンクス」11・Dに転進していて、昨日のトライでも核心のムーブ作りに苦労していましたが、本日は長ヌンチャクで用意万端。1便目にてムーブは出来上がっています。


             「わささび」10・Bを登ってアップを終えて、乾いてきた「安近短」に1便目のトライだが体が思うように動かない、1日経ってムーブも忘れている、頭悪〜。折角苦労して繋ったのに、まだ体と岩との一体感が出来ていないようです。


             コーヒータイムで一服して先生いよいよ「ジュベ」の本気トライです。1ピン目がランナウトしているが易しいので問題なくクリップ、2ピン目を取って最初の核心もクリアしてレスト、これからストレニュアスなムーブが続く。



             4ピン目の、長ヌンチャクが利いてクリップで突っ込みの体制が整い、果敢に突き進む、最大の核心部で何にも見えない左足のスメアで堪えて突破、そして終了点です。見事なRPです。見ている私にも感動が伝わります。いい刺激が入りました。



             乾坤一擲のクライミング、降りてきた先生の指先には鮮血が滲んでいます、激戦の様子を物語っている、正に血の滲むような戦いです。

                        

            凝灰岩の幕岩はホールドの突起が鋭く、指先が磨り減ってそんなに何便も出せない。ここでは指先は消耗品。2便目では9手目の左中指1本と右カチのレストで足がはずれ、思わぬテンション。頑張れなかった分だけもう1便出せそう。


             心を落ち着かせて3便目、これが限界で今回の最後のトライになりそうなので気合が入る。声も出して取り付き、第1の核心のムーブ足で乗り込めてメリハリのクライミングだ。例の「カチガス」もパクッてデット気味に右の利いたカチが取れ、後はアドレナリンでまくりのクライミング、何とか難所を乗り越えた。

             その上は10・A位のスラブ、余韻を楽しみつつ慎重に登り終えて輝かしき?、国内初の12・A/BのRPの達成です。我ながらいいクライミングが出来たと思う。

            閑古鳥

            0
               今日のパンプ1のルートには人っ子一人もいません。ごらんの通りガランドウ。



               待てど暮らせど、知り合いのクライマーが来ません、そしてやって来たのがロケさんとその愛娘○○チャンでありました。



               本日はボルダーをほんの少しやって帰りました。

              確保技術

              0
                 定例の水曜、パンプ2でクライミング。先発隊はI田さん始め何時ものメンバーで、既に越境に差し掛かりそれぞれ課題を登っています。T田さんは珍しくお疲れのようで「何か疲れを取る方法は無い!」とか言っております。ウ〜ン・・・・・・・・。



                 H谷さんは新人のWさんを伴って、クライミングのイロハを熱心のご教授されております。まあなかなかクライミングの技術は登ることも確保することも、新人さんにはその意味が解らないことが多くて大変の様です。


                 特にビレイについては、かなりのベテランの人でも理に適った確保をするのが難しいと言います、ビレイする位置、ロープの出し具合、壁の形状にあったフォールした時のロープの流し具合、降りる時の操作の仕方、などなど結構その時の状況を考えていないとクライマーを危険に陥れることにもなり兼ねません。


                 基本は何時クライマーが落ちても、グランドさせない、壁に激突させない、要するに怪我をさせないということが重要です。仮に不可抗力であってもフォールした時の衝撃を最小限にとどめることが確保者には求められています。




                 最も大事なことは登り始めの2・3ピン目までのビレイは細心の注意を払って行ってもらいたいものです。またどんなベテランのクライマーでも、もし間違ったスタイルで登っているとしたら臆せず指摘してあげることも大切なことですよね。




                 今日のクライミングはコンディションも良く、アップの後タワーの赤矢印11・Cがオンサイトできました。チョット遠めでリーチの無い私にはデットの連続で疲れてしまいましたが、何とかパワーでねじ伏せたかな?力技ではいけないのだが・・・・・。

                筍パワーでオンサイト

                0
                   予報どうりの雨の日曜日、雨どんよりした空から冷たい五月雨が舞い落ちる。前日笠をなくしてしまった事に気ずいたカミさんとの激しいバトルを乗り越え、夕食を抜かれた体重はきっかり52kgを示している。悲しいやら嬉しいやら、しかし能天気な私のクライミングのテンションは確実に上がっています。


                   赤羽のバス停で先日の幕岩にいけなかったNさんに遭遇、ご一緒にパンプ1に出勤、既に先生も駐車場確保で到着しています。先日の幕岩で私をサンドバック状態にしようとした思惑が外れたMさんと先生、今日こそはと秘かに闘志を燃やしているはず・・・・・。

                   
                   遅れてK合さん夫妻も登場、久し振りのパン1だという事で今日のチャレンジはすべてオンサイト状態です。早速アップで登る先生のビレイ、体も軽そうに登ります。凧「今日は調子がいいみたい」と、11・Aをまでまるで飛ぶように登ります。これは今日は完全にやられそうです。

                   アップを終えて先生が軽くオンサイトした「ほこら」の赤矢印11・B/Cで、ドテンション出鼻をくじかれる。次に奥壁の黄色□に先生オンサイトトライ、これも私が苦労した核心部を事も無げに軽く登ってしまいました。先生曰く「これは1年に1回あるか無いかの・・・」、この先何処まで行くのだろう、あな恐ろしや。




                   昼食でK合さんご持参の筍ご飯を戴く、食事自前で堀上げた筍は新鮮でとても美味しく戴きました。田舎の裏山で堀上げたという産地直送。その労力に感謝です。何時ものことながらMさんのお料理は味覚に訴える力が満載です。使う素材も自然のものとか、素材を生かすと言うかなんというか、料理力が優れていると思います。


                   さて昼食後第2ラウンド開始。私のチャレンジ奥壁赤バー11・Dの1便目、核心部の緑のスローパーを何とか保持は出来たが、次の左手が出ず失敗。多少学習はしているけれど・・・・・。ニョロ 少し時間を置いて2便目、核心部で堪えて左のホールドに掛かり足ブラになりながらも何とかパス、そしてぎりぎりのRPです、ウ〜ム久し振りか?

                   午後からは続々とクライマーがやってくる、やはり雨の日曜日、こみまさぁ〜な。Nさん夫妻、H川さん、Oさん、M永さんなどの常連さんが登場であります。先生と私次なるターゲットを模索、先生は奥壁水色バー11・Dに、私はダメもとで赤□12・Aにチャレンジする。

                   比較的登り易いのではとは言うけれど、12・Aですよね!でも登ってみると遠い所も無くあれよあれよと進んでいく、そして結構レストも出来て終了点4・5手くらいになると、ビレイヤーの先生の声にも気合が入っているのが判り、パンチその気になって頑張っちゃっていつの間にか終了点?

                   もともと登れる気でトライした訳ではなったので、何だか不思議?これは12・Aのグレードに?が付く。今の自分に12・Aをオンサイトできる技術も力も無い、恐らくグレーディングのミス、私の感覚では11・C/Dくらいが妥当。でもまぁ嬉しいかな、グレードダウンまでの一時、初12・Aオンサイトの余韻に浸っていよう。



                   パンプの営業力はこんなところにも・・・・・。ビレイヤーに困っている人にも易しいイ店長のMKさんです。

                  ルートセッター

                  0
                     昨日に引き続き木曜日の夕方パンプ1に行きました。何時ものことながら昼間は空いているようです。常連さんがまったりとしたクライミングを楽しんでいます。その静寂さを打ち破るかのようにK夫妻が奥壁のルート創りに一生懸命です。



                     
                     何でもパン2にも、「奥壁にもう登るルートが無い」と云う風説が広がったようで、意気に感じる伸介さんがこうして我々我儘なクライマーの為にやって来るのですね〜。ご苦労さまで〜す。ルート創りって見た目ほど簡単じゃないですよね、頭が下がる思いです。


                     早速出来たてのルートを登らせていただきました。アップもそこそこに黄色□11・C黄色十字11・C、そして赤バー11・D。中々難しく赤バーは2便出したものの苦手のスローパの核心にやられて登れず、日曜に持越しです。

                    クライミング

                    0
                       流石に連休明けの平日、お客が少ない。2時間も早引きしてパン2へ。有笠で登りまくった面々の明るい笑顔が待っていた。アップにギャラリーのオレンジ□10・Aと一旦木綿のピンク矢印を登る。



                             ショートウェーブでムーブの研究のT田さん

                       同じグレードなのに人工壁は何だか淡白でしょうか。人工壁の10台ではまぁ余程調子とかが悪くなければ、嵌ることはないが、自然の岩場は油断をすると登れないこともありますよね?


                       そして自然の岩はそこに有る全てのもので、ムーブを自分なりに考えて作り上げる醍醐味があります。しかも自分で発見した時は、それは言い尽くせないほどの喜びを感じます。

                       自然の壁を登った後は調子が良い、きっと良い空気を吸って体がリフレッシュするのでしょうか?今日は課題の「つなみ」左の黄色矢印11・DをRP、タワーの赤バー11.B/C、と奥壁水色矢印11・Bをオンサイトです。

                      甲府幕岩

                      0
                         連休の3日から甲府幕岩に行ってきました。初めての岩場で楽しみだったのですが、期待にたがわず、取り付きも平ら、日当たり充分、静かで自然がいっぱい、日の出その上グレードも自分にはピッタリと3拍子も4拍子も揃った、素晴らしい岩場でした。


                            
                                1日目   メルヘンランドのエリア 
                         朝新宿駅で「あずさ」でんしゃにぎりぎり間に合って、甲府で乗り換え竜王に向かう。甲府の駅では登山者がちらほら、目的の山岳に思いを忍ばせています。私もいつぞやはそんな仲間の1人だったような懐古の念を抱きながら、各駅に乗り換える。


                         竜王ではK合さんご夫妻がお出迎え、一路町並みを抜けて岩場に向かう。曲がりくねった山道の萌え始めた新緑の中を進み、ダートの普通車でも心配の無い道を、10分ほどで駐車場に到着。O先生お待ち兼ねでした。


                         天気はまあまあ曇り、身支度を整えて早速岩場に出撃。急な下り坂をトレースし、岩場全体をご案内してもらう。美しい凝灰岩がそれこそ幕状に広がり、自然にコーディネイトされていて気持ちがいい。取り敢えずメルヘンランドをベースにしてアップする。


                         まずK合さんお勧めの「HIVE」10・Aを登る、アプローチのロングバージョンで気持ちのいいルートです。その後「メイプルの涙」10・C、「ダダ」10・B、ピッコロ10・Dなどをオンサイトして、ベースを豊饒の森エリアに移しクライミング。


                         昼食後、下部がいやらしい「ピリカ」10.B/Cをオンサイト、道筋を誤ると嵌りそうなルートで、結構苦労しているパーティーもいました。そして今日の課題「岳でキョン」11・Cにオンサイトトライです。


                         何とかオンサイトの記録を伸ばしたい私、純粋の11.Cはまだなので気合が入る。しかしカチホールドで得意系とは思いながら、初見ではムーブを見つけ出せない、核心の1手で右手が止められずフォールです[:がく〜:]。無残にもこの時点で初11・Cは露と消えた。




                         「岳でキョン」は、この後今回の最大のバトルへ発展していく第1ラウンドとなるとは露知らず、皆さんチャレンジしていくのでした。

                         O先生のチャレンジ、何んと5年越しのトライとか本当かな?所がお付き合いがいいというのか、私と同じく核心で嵌ってしまいました。次なるK合さんも、Mさんも見事に嵌り全滅。幕岩はイメージしていたより難しいかもしれない。


                         私の2便目手順は頭に入っている、左サイドのカチホールドに耐え、右足で乗り込み右手が水平ホールドに手が届いたが、保持できずにまたもやテンション、泣き顔何となく雰囲気はあったのですがRPならず厳しい。


                         結局何とか3便目でようやくRPしたが、指先がやられてしまい次なるターゲットの「コジマン」11・Aでは1ピンクリップして耐えられずドテンション、その上も各駅になってしまい完全に終わってしまいました。


                         夕暮れで撤収、お腹も減り楽しみのK合さんの手作りの料理がまっていました。七輪で焼いたしいたけ、ピーマンそしてみりん干し、極めつけはK合さんがこの山で調達した、新鮮なタラの芽のてんぷらは絶品です。そして飲むお酒も勿論うまい。熱燗
                         ただしチト飲みすぎた私には翌日地獄が待っていた。






                              2日目     豊饒の森エリア

                         地獄の朝は釜揚げうどんを食べると間もなくやって来た。ムカムカ来たが間に合わず、走りゲロ、胃の中に入っていたものは全て自然の元に。決して強くないお酒をその場の雰囲気に飲み込まれ、気が付くとこのダーティーな有様。冷や汗全くもって学習能力なし!我ながら呆れてしまう、こまったものですなぁ〜。

                         岩場でもゲロは続き、岩陰で黄色い胃液まで出した、苦しいったらありゃしない、暫くは寝て曜日?でも無く、全てを吐き出すと多少元気が出てきました。ウコンの元も飲み『落っくゲロは無しよ』と揶揄されながらも「イエローマウンテン」5・9をオンサイト、やる気になってきたぞ。

                         しかし降りてきてロープを引くとありゃりゃ、引けども引けども降りてこない?これは完全にやってしまったかなと、観念して再び登る、Mさんに証拠写真も撮られ万事休すです、参ったなぁ。




                         で、終了点に行くとなんだ、ロープを右のビナからかけた為、端っこがビナに挟まった状態になっていた。珍しいことも有るのですね。まあ疑いは晴れたが、これは慎重に登らないといけませんなあ。

                         ウコンが利いてきたのか、気持ち悪さも消え「わささび」10・Bと「WORK ON」11・Aをオンサイトして、今日の私にピッタリの「ダーティークライマー」にオンサイトトライする。

                         ロープ結びOK、折り返しOK、ゲロOKでスタート。下部は何のことも無いスラブ、被りの手前のレストポイントで先のムーブを読むが良く判らない、取り敢えず行ってみてと進むけれど、右のカンテのガバが意外とバランスが悪い、ノーノーここは一旦戻りお酒でいかれた頭で考える。

                         再度登るがやはり右手のカンテが気に成りながらも、力ずくでいこうとしたら左の溝にアンダーが掛かるではないか、これで右手がガバに届き進む、次のホールドもガバだがバランス悪く、もう持久力もそろそろ無くなる、最後の力を振り絞ってクリップ、そして終了点。もうぎりぎり二日酔いのオンサイト。やっぱりいかれてますかね!



                        さて「岳でキョン」に挑戦中の先生、この日もやはり登れず一度は封印を決め込んだはずだったが、Mさんがこの日のトライで私とは違う絶妙な核心のムーブを発見、力に頼らないスキルがこのとき生まれた、名づけて「岳の」Mさん返しの誕生です。(まぁこの我々4人の中だけの話かもしれませんが・・・・)



                         
                         この技をまんじりともせず見ていた先生、封印したはずなのに何故か取り付きにはミュウラーが置かれていて、やる気満々。そしてトライ、核心ではやはりそのMさんムーブのパクリで、パクッ難なく解決してしまった。そしてつぎに左トラバースでもMさん「あっ!あれも私のパクリだ」と言って牽制する。いやはや凄いバトルになってきた。



                         結局この日はお互いの足の引っ張り合いで共倒れ、明日に持ち越しの様です。まあ見ていて楽しいやら、信頼しているもの仲間同士の面白い一コマでありました。このあと私は「ワイルドとっとちゃん」10・B/Cを登り終了。


                         今日は久し振りで下界に降りて、山宮温泉に入りこの2日間の汗を流す温泉、ついでに夕食も頂く。鉄火ドンと刺身定食はメチャ美味しい、お勧めです。今夜のお宿はいろいろ行き違いはあったものの、小泉商店管理の太刀岡山荘。性懲りもせずビールで乾杯、11・Cお祝いのゴチをさせて頂きました。



                           3日目      安近短(12・A/B)

                         お酒控えめな昨日、充分睡眠もとって体調は万全、何とかさわりたい12.Aでテンションが上がっています。岩場では昨日と同じパーティーが既に登っている。「なべちゃん」5・9と「アイソメトリック」10・Cでアップする。

                         ルートファインディングが難しいという「シリコロカムイ」10・Dを登る、確かに上部でいい加減に登ると、左トラバースが読みにくい、オンサイトが掛かっているので慎重にムーブを確かめ、終了点。

                         天気が思わしくなく今にも雨が降りそうですあめ、急いで念願の12・A/B「安近短」に取り付く、下部が核心で細かく足置きに神経を集中するが、やはり12クラスは半端じゃない、2ピン目が掛けられず予想どうりのテンションです。

                         ガイチで掛けてムーブを探るけれど、核心のムーブは出来ない、本当に微妙な足捌きが要求されます。雨の心配もあって長々とやってられないので、はしょって上に抜けるが、上部は簡単で、下部のムーブさえわかればRPで来そうです。

                         さて「岳キョン」のバトルは、お互いに牽制し合いながらも、最後のトライで先生がRPして決着、先生のパクリ勝ち?パクッ。Mさんは今日で既に6日目のクライミング、指が完全に剥けていてホールドを保持できないところまで来ていました。今回は無理をせずということで痛み分かな。


                         今回、初めての幕岩でありましたが、記録も残せてほんとうにいいクライミングが出来ました。これもK合さん夫妻、先生のお陰です。有難うございました。ぴかぴかまた次なる幕岩第2ラウンドが楽しみです。 

                        1

                        PR

                        calendar

                        S M T W T F S
                            123
                        45678910
                        11121314151617
                        18192021222324
                        25262728293031
                        << May 2008 >>

                        selected entries

                        categories

                        archives

                        recent comment

                        recent trackback

                        recommend

                        links

                        profile

                        書いた記事数:1343 最後に更新した日:2020/05/22

                        search this site.

                        others

                        mobile

                        qrcode

                        powered

                        無料ブログ作成サービス JUGEM