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    メンタルトレーニング

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        先日テレビ朝日「報道ステーション」のスポーツコーナーで紹介された、日本女子のレスリング代表吉田沙保里さんのレポートは、とても参考になり改めてスポーツのメンタルトレーニングの大事さを痛感いたしました。何だか、クライミングにも通用する様な話だったので、最後まで見てしまいました。


                     吉田沙保里さんのブログ

       放送では吉田さんと他の選手の脳波のデーターを分析するのですが、驚く事に普通の選手と比べて試合時に於ける集中度とリラックス度の数値がいずれも高い位置にある事でした。つまり通常集中すると緊張感が高まり、中々リラックス出来ないものです。吉田選手は試合に臨んでも気分はリラックスしているらしい。

       世界選手権で最終ラウンドのスコア2−2、残す時間は3秒で試合は再開され、吉田選手はタックルで最後の最後にポイントを取って勝利しました。普通はあと3秒はほとんど絶望的な時間です。所が吉田選手には、審判の位置・相手の腰の位置がしっかりと見えたと言うのです。

       吉田選手曰く「相手は腰の位置が高かった」と、この冷静な判断でタックルしてポイントを取り勝利した事は、正に驚異的な精神状態です。まぁ、世界で11年も連続して勝ち続けるには勿論才能や技術が無いと出来ない訳ですが、これほどまでに切羽詰まった状況でも、メンタル面が大きなウェイトを占めている事に違いはない様だ。

       なぜ吉田選手は試合に望んでもリラックスできるか、練習風景を取材した結果、吉田選手は練習時においても常にレスリングを楽しんでいると言う。レスリングが楽しい、練習も楽しい、そしてその延長線上にある試合も楽しいと言う。つまりいつもリラックスして練習している事が下地になっている。

       どうやら日の丸を背負っているとか、日本の代表とかいう意識ももちろんあるのだろうけれど、それよりも試合が楽しい、オリンッピックの試合が楽しいと言うポジティブなあり様が体の動きを支配して、ごく普通のパフォーマンスが発揮できると言う事なのでしょう。

       クライミングが楽しい?トレーニングが楽しい。いいじゃ〜ありませんか。元々好きで岩登りをしているのですから、是非ともこんな吉田選手の様な気持で、勝負のかかったトライに向かいたいと思うのであります。集中力とリラックス、相反する概念ですが、どうやらそれが超アスリートには両立出来るらしい。見習いたいものである。

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