人の先頭に立って行動し、他に模範を示すこと。
今日の当初の予定は、外岩・金比羅岩でしたが、生憎先日の悪天候で岩の
染み出しを危惧して中止、代わりに昨日今日のジムトレになってしまいました。昨日は、以前から訪れてみたかったミストラルにお邪魔してジムトレ。今日はP1でトレーニングで連荘のクライミングです。
こんな天気のいい日にジムのクライミングでは、お天道様に申し開けが立ちませんが、こればかりは仕方がない。パワーをつけ、技を磨き、持久力を付け、来るべき外岩の為に、ひたすら涙ぐましいトレーニングに明け暮れるのです。
T田さんも目標の為に、辛いトレーニングを自らに課して頑張っているので、
鬼コーチとしては進捗度がいかなるものかを見ておきたい。先日は、奥壁
紺⇒10・Dを、4便出してムーブは固まり後はスタートから繋げるだけとなり、かなり追い込んで1テンまで迫っています。
この間、とにかく乳酸がたまり腕がパンパンに張っても、テンションを掛けずに手を出して落ちると云う、トレーニングを意識的に取り組んできた。思うように行かず思わず「テンション、張って下さい」、は聞かない、「落ちてもしっかりビレイしているから、行け!」と、鼓舞して取り組んできた。
実は自分達も簡単には、手を出して
フォールするなんて事が出来ない、そして思わず言ってしまう「テンション」の誘惑。落ちる事への、潜在的な恐怖感。T田さんに口を酸っぱくして言っている手前、最近自分でも絶望的な状況でも手を出して落ち、なんともおかしなことになっています。
T田さん、早速その成果が現われて本日、1便目であっさりと
紺⇒をRPしてしまいました。特筆すべきは最後の終了点をデットで決めたところです。今まで何度も、終了点を前にして手の出ない状況が続いていたが、本日はバシッと捉えました。鬼コーチも、まぁ、ニッコリ。
私の課題はニュー富士山の
ピンクバー11・A/Bです、スローパーの
苦手系で特に2個目ハリボテのスローパーで力を吸い取られます。何度かそれこそ手を出して落ちながら、2テンくらいで終了点でまたまたデット落ちしてしまう、この11・A/Bは私には大変厳しいルートです。