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    花の生涯〜梅蘭芳★★★★★

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       水曜非番日の今日腰の状態ももう少し、クライミングの誘惑を振り切って新宿のピカデリーで『花の生涯〜梅蘭芳』を見てきました。朝一で劇場は空いていて座席を気にせずゆったりと鑑賞できました。

       陳凱歌(チェン・カイコー)監督の中国の京劇を扱った『わが愛〜覇王別姫』に続く第2弾。前作に劣らず素晴らしい内容の映画です。とは言っても14年も経ってはいますが・・・・。時代背景は前作と同じ頃を舞台にしていますが、今回の作品は戦中の時代を掘り下げて描かれています。

       しかも実在の人物を描いているので、やはり映画の重みと言うのを感じました。俳優陣は主役の青年時代の梅蘭芳に新人のユイ・シャオチン、熟年期をレオン・ライ、許されざる恋人を演じたのはキュートな魅力たっぷりのチャン・ツィイー。実力派の布陣でとても楽しい。 日本の軍人役の安藤政信がまたいい演技をしています。

       私は京劇と云うものを知らなかったのですが、映画を通じて中国の伝統的な演劇が民衆に支持されてきたことを知りました。日本が中国を侵略した時代、その主権を踏みにじっただけではなく、この映画のようにその伝統的な文化さえも奪ってしまう、戦争の愚かさをつくづく感じさせられます。

       梅蘭芳は演劇者として、自分の信念を曲げず、中国人としての誇りを捨てることなく、圧政者の為に歌うことを拒否します。人の生き様は、どうやら本当に厳しい状況に追い込まれた時にこそ問われるようです。

       この映画では、梅蘭芳と妻そして、チャン・ツィイー演じる男役孟小冬の大人の愛情の絡みが爽やかに描かれています、妻が孟小冬に別れを促す「梅蘭芳は、あなたのものでもなく、私のものでもない、、観客のものです」と涙ながら語るところががとても印象的でした。

      『わが愛』では後の動乱の時代、京劇のあり方をめぐり大きな論争が起こり、文化大革命に翻弄された京劇の名優達が紅衛兵によって、断罪され首から下げられた自己批判の看板と共に、多くの民衆の前で懺悔させられるシーンが映し出されます。

       『わが愛』には陳監督の文化大革命に対する批判的なな思いがこめられているようです。この際あわせてDVDでこの作を見ると、『花の生涯』をより深く見ることが出来ます。 

        東京では新宿のピガデリーだけですが、劇場は綺麗で平日なら混むこともなくゆっくりと見られます、ただし料金が何故か割引もなく2000円と今一高いのが気に入りませんが、内容はいい映画でお勧めです。

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