本日、浸みだしを心配しながら有笠山に行ってきました。パートナーは火曜日のP1でお約束していたよねひこさんです。岩場やジムでお会いすることはあっても一緒にクライミングをするのは初めてで、よねひこワールドを堪能しました。
アドベンチャーランドのエリアでJill師匠とも合流し、強々な2人のクライマーのモチベーション、ルートを攻略するノウハウを垣間見た。
朝5時よねひこさんに自宅近くまで来てもらって、関越から岩場に向かう。早朝にしては車の数も多いが順調に走り8時前に東口登山道に到着し、アドベンチャーランドに向かう。エリアへの登り口のフィックスが替えられて以前より安全で楽になった。

びしょ濡れの「疾風」のライン
岩場には誰も居なく1番乗りだが、目標の「疾風」11・Bは滝の様に流れだしていて絶望的。2日間の雨で至る所に浸みだしがあって条件は良くない。「海賊船」13・Aのラインは1部濡れているがトライできそうなので、下部の「感謝の心」12・Aにチャレンジする事にした。
早速、滴の落ちない所に店を開いてアップ。よねひこさんにヌンチャクを掛けてもらい、「おいらの人生」10・Aと「やもめの日々」10・Dを登る。いずれも乾いていて快適だ。やや遅れてJillさんとM岡さんが到着、静かな岩場も活気を帯びてきた。その後、数パーティーやってきて大繁盛だ。
朝方肌寒かったが、日が射すと暖かくTシャツで登れる。ルートの様子見をしていたよねひこさん、いよいよ「海賊船」のトライが始まった。取りあえず下部のライン「感謝の心」をヌン掛け。ムーブを確認しながらのトライでも、殆ど自動化していて12・Aを登っているようには思えないクライミングです。
「海賊船」のラインに入っても流れるようなムーブでリズム良く登って行く。時折見せるヒールフックがメッチャかっこいい。ほとんど問題なくトップアウトしてRPの態勢は整った。
さてプリクリップして「感謝の心」1便目。左のランジから始まる初手が核心だが、出来そうもないので取りあえず右の11・Cのラインから登り、ランジするガバで2ピン目をクリップする。初見ではムーブも作れず早くもテンション。久々の外岩12・A、やたら難しく感じた。
次のパートも簡単ではなく、カチとやや外形したガバホールドを体重移動しながらの各駅。テラスにマントル気味に登るまでが全てが核心?じゃないかとさえ思えるようなルートの感触だ。おまけに垂壁を抜けた所がびしょぬれで、右手が抜けてのフォール。小心者には半ば戦意消失。この後どうする?

「お化け屋敷」12・Cを登る Jill師匠
Jill師匠は課題の「お化け屋敷」12・Cにトライですが、浸みだしが酷くヌン掛け便は半ば「雑巾がけ便」になり苦戦しています。12・Cともなると何処にかかるホールがあるのか?と思えるようなルートでも堪えながら、1手1手ムーブを確認しながら登る、13クライマーでも地道な攻略法がここにある。
浸みだしで登れるルートが限られるので、各ルートもそこそこ混んでいて順番を確認しながらのクライミング。ころ合いを見計らってのよねひこさんの本気便「海賊船」のトライ。流石に13ともなると少しのミスも許されず、本日はRPはならなかったが、殆ど完成されたムーブでトップアウトです。最終便の裸族になってのトライは圧巻でした。

「海賊船」13・Aのカンテ、ヒールを決めるよねひこさん
「感謝の心」2便目は果敢にランジバージョンにチャレンジしたが、手も出ず足も出ず出たのは舌だけだった。が、3便目は強々な女性クラマーのムーブを参考にしたら奇跡的に止まって、テンション掛けながらも何とかトップアウト出来た。一応出来ないムーブは無くなったので、「クライマー数打ちゃ〜RP」は可能という事でしょうか?

「感謝の心」4ピン目をクリップする(Jill師匠の撮影)
5時近くなってM岡さんが「感謝の心」を回収して終了。本日も楽しくクライミングが出来て「感謝の心」を決して忘れないように岩場を後にした。それにしても。反省会の夕食は安くて美味しかったがヘビーで食べきれなかった。